10月27日(土)リハビリ
今週は結構走り込んだ。
日曜から木曜毎日走り続け、トータルで85km。しかも痛みはない。重くもない。
金曜日も走れたが、ここで心理的にブレーキがかかり自重。
リラックスして走るにはもう少し時間と実績が必要そうだ。
それにしても、毎日走れるのは本当に幸せだ。
ご飯は美味しいし、体調も頗る良い。気分もいいし、お腹の調子も相当いい。
支えてくれている人達や、天から見守ってくれている御先祖様への感謝の気持ちが自然に湧いてきた1週間だった。
今日のリハビリは午前中のいつもの時間。
朝起床すると、週の後半から引き始めた風邪の調子が少々悪化したようで、少し悩んだが、得られるものの大きさを考えて病院へ向かった。
水戸では明日マラソンがある。
大会を控えて走っている人を何人か見かける。
かなり複雑な心境だ。
昔、別大や防府の大会前日に現地で走っていたことを思い出したり、違和感無く走れている人を羨ましく思ったり。
とても応援する気持ちにはなれない。
「まあとにかく自分のことだけを考えよう」と病院へ向かって歩く。歩き方は、未だ未だ腰が引けてバランスがとれない。
リハビリでは、ランニングの調子が相当良い状態にあることを伝えた。
特に右足の内転意識がかなり良かった旨を伝える。
セラピストも、「なるほど。内転で骨盤が上手く固定されたんですね」と関心を示してくれた。
丁寧に人体模型を持ってきてくれて、内転することで骨盤が固定されるじょうたいを説明してくれた。
ただし、相変わらず大転子周りの筋肉の動きが悪い旨も伝える。
すると同じ模型で大転子に付着する筋肉を教えてくれたが、前は大腿筋膜張筋から後ろは殿筋類、深層筋など、とても素人では覚えきれないほどの筋肉が付着していることを教えてもらった。
その中でも、自分の場合は梨状筋や内閉鎖筋、上下双子筋が硬い傾向にある模様。
「大転子の動きが悪いってことは筋膜張筋や大殿筋がおかしいんだろう」と考えていたが、もっと遥かに奥が深いことを知った。
「より内転が効きやすいように調整してみましょう」と、筋肉を調節してもらう。
調節してもらう間、「今押している所が○○筋で、こっちが××筋で」と解説してもらった。
「こりゃ素人判断は無理だ」と思いながら、理学療法士の凄さを思い知った。
「動き方は私たちよりもよっぽど詳しいので、より動きやすいように調整しますね」
と、自分の要望に応えてくれた。
金を払っているとは言え、ここは病院だ。こんなに自分の為に力を貸してくれていることに申し訳無さを感じつつ、「この恩は絶対に返さなければならない。自分も困っている人のために沢山経験を積まなければ」と決心を新たにした。
最後に内閉鎖筋と上下双子筋のストレッチとトレーニングを教えてもらい終了。
この筋肉は、股関節伸展時に最後の伸びを担う筋肉らしい。
確かにトレーニングをしたあとは、動きが滑らかになったように感じた。
次は再来週。
恐らく12月が最後なので、残り二ヶ月弱。
今の内に吸収出来ることはどんどん学んでおこう。