2月16日(土)

二週間ぶりのランニング。

 

歩行時、左足の拇指球に載せることでトレンデレンブルグが防げることが分かってきた。

また、拇指球に載せることで股関節の内旋が導かれ、それにともない骨盤が右に回転することが分かった。

 

また、昨日のストレッチ時、腸脛の張が随分無くなっていることを実感。

 

あとは、ランニングではどうするか?

 

怖いのはオーバープロネーション。

一か八か、拇指球に載せるようにしてみた。

 

上半身はバランスをとるだけ。

腕も放っておく。

上半身から下半身の動きを導くのはあり得ないと言うことを二週間前に実感したためだ。

 

従って、意識すべきは足の接地位置だけ。

 

走りだし、左足甲の痛みは感じない。

とりあえず大きな故障では無い模様。

 

また、いざ拇指球に載せるようにしてみると、案外プロネーションは起こらず、非常に安定している。

そして、慢性的に悩んでいた骨盤が左に回ってしまう癖も、左拇指球に載せるように内旋させることでほとんど気にならなくなる。

 

途中から、左右の接地位置が均等に載ることだけを意識。

 

ずっーと悩まされてきた左右差が大幅に無くなった。

そして、上半身の力みも消えた。

 

途中、特に上り坂で、左足甲の痛みが現れる。

しかし、足のあおりをきっちりやれた時は痛みを感じない。

 

この足のあおり。

とてつもなく重要な動きであることが次第に分かってくる。

感覚としては、

真ん中から外側→土踏まず→右足出る

右足外側→土踏まず→左足出る

着地も非常に優しい。

 

これさえ左右均等にやれれば、恐らく左右差は出ないと思われる。

もっと言うと、あおりがきれいに出来ていれば、故障すらしないのでは?と感じるくらい安定感がある。

 

逆に今まで上手く走れなかったのはこのあおりが上手くいっていなかったためと確信。

 

それから、骨盤の旋回は股関節の外旋と内旋によるものと言うことは認識していたが、これをずっと爪先の向きと考えていた。

しかし、ここ最近の歩行と今日の様子から、爪先の向きはさほど重要ではなくて、重要なのはあおりによる股関節の内旋と外旋であると確信した。

 

こんなにリラックスして走れたのもいつぶりだろうか?ずっと苦しかったランニング。

数年振りに楽しんで走っている自分がいた。

 

課題の左股関節。

途中腸脛の張りを確かめるが、全然張が出ていない。

それから、伸展しにくい感覚も全くない。

 

ただし、時折左足甲の痛みが出る瞬間がある。

そのときは、どうやら内旋不足によって着地してから拇指球まで持っていけず、重心が中指付近にある段階で蹴らざるを得なくなり、足首を使って蹴っているようだ。

 

恐らく、股関節を伸展させるためには内旋位にあることが必要だが、内旋位まで持っていけずに股関節が伸びず、変わりに足の力で体を前進させざるを得なくなっているものと推測。

 

それでもたまに痛むくらいで、全体的には力感も無く、相当な安定感で30kmを走りきれた。

「これだ。間違いない」

と確信。

 

帰宅後急いで左足甲を冷水でアイシングし、ボルタレンを塗布。

 

押すと痛みが出る。

内旋を意識したとしても、まだまだ股関節に制限があるため仕方ないか?もしくは、先々週痛めた傷が治りきっていないのか?

 

とりあえず改善に向けて意識すべき点も見えてきた。

とにかくあおりを意識するだけ。

 

足の甲よ、何とか踏ん張ってくれ。