2月6日(水)
自分の左股関節が内転位で固まっているのでは?と言う推測のもと、右足を出す際に右骨盤が下がらないようにしてみた。
今までは、左股関節の外転筋が強すぎるゆえに内転出来ないと考え、ひたすら右骨盤を下げるように歩いていた。
一方で、歩く影を見てみると、左股関節が外に出ているようにも見えていた。
この矛盾がよく分からなかったが、インフルエンザ療養中に「意識が逆なのでは?」と考え、逆をやってみることにした。
インフルエンザ明けからまだ一週間とちょっとだが、確実に慢性的に苦しんでいた左股関節外側の張りが日に日に無くなっている。
どんなにストレッチしても変わらなかった股関節が、やっと進展を見せている。
同時に、左股関節の引っ掛かりに伴うびっこ引きも、明らかに改善傾向を見せている。
「こっちだったのか…」
リハビリ中、セラピストから、右足を出す際に右肩が下がっていることを指摘されていたが、当時は逆の考えだったために試していなかった。
だが、これが本当だとすると、全てつながる。
要は、左股関節がトレンデレンブルグになっていたと言うことだ。
そのため、これ以上骨盤が左にスウェイしないように左腸脛や左梨状筋が踏ん張ってくれていたのだ。
今週前半は、右骨盤が下がらないように、これまで親指を上げる意識だったところを中指にして過ごした。
時間が経つにつれて悪化していた腰の引けが、ここに来て少しずつおさまっている。
その影響か、座位で左臀部に疲労を感じることも増えている。
左足甲が痛いためランニングでは試せていないが、ここを意識出来れば、ランニングでも間違いなく改善出来るはず。
本当にちょっとの意識。
中指意識もいいが、もっと安定させる方法は無いものか。
走れないのは辛いが、歩けるようになってくれればそちらの方が断然ありがたい。