1月6日(日)
昨日の入浴時、やはり殿筋の弾力を感じることが出来た。何か改善の傾向を意味していそうだが、よく分からない。
起床後、疲労を確認する。
特に痛みはなく、全体的に疲れている感じ。
フォームが決まらないのは不安が大きい。
結局腕振りが狂っていて、未だにしっくりこない。昨日の後半は、「これっぽい」と言うのを思い出すも、色々なランナーの動画を見てみると、何か違う気もするし、この人のフォームは近いな?と言うのもある。
今朝はもう一度動画を漁る。
以前見た動画を思い出す。これ、究極の腕振りと思う。
ぶっちゃけ、腕は振る必要が無いことを示している。
着目したのは左右の肩の高さ。
前後の動きは、人体の特性で、蹴ると同側の骨盤が前に出ることに伴うものであり、肩甲骨を動かすことで骨盤を動かすワケではないと思う。
一方、この肩の高さの動きは、経験上単に蹴るだけではなかなか導けない。
よく見ると、引く側の肩が上がっている。
つまり、上腕が内旋していると思われる。
そうすると、やはり昨日のフォームはこれに近いのでは?と思った。
とりあえず、手はだらっと下げて、リラックス出来るポジションに置き(やはり服部勇馬選手くらいの位置に置くのが最もリラックス出来る)、今日は肩と肘の位置関係を固定するイメージで走ってみた。
コースは今日も30km。
疲労のため、全体的に重いが、痛みはない。
「うん、やはり安定感がある。」
昔もこんなフォームだったのかも。
しばらくして、上記の腕を動かす意識から、肩甲骨から動かす意識に変え、肩甲骨を揺りかごのように左右に動かすようにし、肘から先は適当に動くに任せてみた。
所謂肩甲骨の内転、外転の状態で手を下げる感じ。
そうすると、動きがダイナミックになる。そして、腕回りはリラックスしないとこの動きが出ない事がわかった。つまり、これまでは腕に力が入って狭い可動域で動かしていたと言うことだ。
動きの実感としては、全く後ろに引いている感覚はないが、ガラスに映ったフォームを見ると、やはり腕は後ろに引いているように見える。
さて、問題の左股関節。
肩甲骨ごと動かす感じで、左足着地に合わせて右上に動かすと、以前ほど腸脛のブレーキが気にならなくなるも、相変わらず伸びない。
少し走っては伸ばし、また動きが悪くなってきたら伸ばすを繰り返した。
もどかしいが、それでもストレッチ後に動きが改善するのはとても嬉しい。以前は全く効かなかった。
そんなこんなで、特に痛みなく走りきることが出来た。
可動域制限を抱えながら、3日で90kmも走れたことに感謝の気持ちで一杯だ。
しつこいくらい入念なストレッチと、このまま距離を踏めば(これが以前のフォームであれば)を、改善してくれるかも。
まあ、落ち着いてじっくり取り組んでいこう。