11月28日(水)

天気予報的に、今日は走れないかなと踏んでいたが、幸い予報が外れた。

 

日30km、月15km、火20km、今日10kmと順調に距離を増やせている。

 

昨日あたり、右中殿筋と大腿筋膜張筋にやや張りがあり、日中はストレッチしたり、指圧して過ごした。

 

以前の蹴りすぎフォームの時は、内旋過多により、大腿筋膜張筋を痛めることが多々あった。

 

この外転筋群を本格的に痛めると、片足立も出来ないくらいの重症に陥る。何度も経験した。都度レントゲンを撮るが、当然異常がなく、モヤモヤが残るパターン。

 

外転筋は、片足立の時に身体を支える要であり、普段意識せず歩く中で相当重要な役割を担っているわけだ。

 

従って、損傷すると、まるで大腿骨が折れたんじゃないか?と言うくらいの痛みが走る。

 

これだけは避けたい。

 

走るかどうか少し迷ったが、やらねば先へは進めないのと、ようやく思い出した腕振りを身に付けたいことと、疲労が抜ける距離も見極めたかった。

 

手の向きは、人差し指と親指のラインが腰骨に沿うようにする。

少しずつ最適化した結果、掌後ろはやめた。

 

イメージの参考にしているのは鈴木亜由子選手のフォーム。

無駄の無い、それでいて戦闘的なフォーム。

 

 

出来るかな、どうかなと思いつつもこれで走ると、凄い推進力。

いや、これが普通の動きであって、以前は腕を振っていなかったため、その差に驚く。

 

掌の向きとか色々やって来たが、要は、腕の構造に忠実に走ればいいと言うことが分かった。

 

股関節が、足を前に出すときに外旋し、後ろに伸ばすときに内旋するのと同様、腕も前に振るときは外旋し、後ろに引くときは内旋する。

 

右腕で言うと、上空からみて、前に出すときは時計回り、後ろに引くときは反時計回りに動く。

 

みやすのんき先生は、肩甲骨に着目して、内転、外転と表現しているが、肩甲骨内転させると腕内旋、肩甲骨外転で腕外旋となる?はずで、結局同じことと思われる。

 

これが出来れば骨盤は動く。

人体は良くできている。

 

そして、何より重要なのは、シザース

このタイミングが取れないと、いくら腕を上手く振ろうが疲れるフォームになるし、非常に不安定なフォームにもなる。

 

足を後ろへ払う意識は皆無。

 

とにかく引き上げる。

腸腰筋によって引っ張られてから出す感覚だと流れている。何でもいいから引き上げる。

 

なので、腕も引く意識になる。

 

さて、左股関節は相変わらず伸びない。

こればかりは勉強したところでどうにもならない。

 

やはり身体が左を向いてしまう。

 

とりあえず、右腕の引きを早めると良さげ。

右腕を引くことで、骨盤及び上肢体の右回旋(上空からみて)が導かれ、左股関節が引き伸ばされるが、ここを瞬間的に引くことで、腸腰筋の伸長反射が働いて、より強い張力で股関節が伸ばされるのでは?と思う。

 

これでようやくバランスが取れている状況。

 

とにかく、今日も痛みは出さずに済んだ。

 

これで疲労が抜けているよなうなら、日課に出来そうだ。

 

右外転筋のケアをしっかりして、コツコツやっていこう。