9月17日(月)

朝起きると、やはり右足の膝の内側が痛む。

マジかー…。と凹む。

試しに部屋で走ってみると、着地時に痛い。

 

また、どうやら左側も多少痛む。

 

と言うことは、多分足の上げすぎだろうと推測。

 

一方、その他全身の筋肉は、太ももの筋肉痛もないし、脹ら脛外側の筋肉痛もない。

今までの張りは一体何だったんだ、と言うくらい非常にいい状態。

 

つまり、シザース意識が良かったようだ。

 

ただし、シザースで足を素早く交差させる意識は良かったものの、足を無駄に上下に交差させていたことで、下ろす足に過剰に負担がかかって、膝を痛めたと思われる。

 

この推測が正しければ、足を上下させるのではなく、水平に交差させれば良いはず。

 

少し迷ったが、この痛みは、足の挙げ具合の指標になると思い、今日も30kmコースを走ることにした。

 

スタートして最初の数歩は「おうっ」と痛みが走るが、足を上げずに水平に飛ばす感じで走ると、痛みがでない。

 

感覚的には、左脚が着地した後に、左足の内踝を通過しながら右足を前に出す感じ。

そうすると、左足が後ろに行かずに、その場に止まっている感じになる。コレが蹴っていない時の感覚だ。

 

今までは、この右足を出す意識が無かった。

勝手に上がって来た足を下げるだけ。

それはそれで走れるのだが、蹴る筋肉を始め、腸腰筋、大腿筋膜張筋など、無駄に全身の筋肉を使ってしまうので、体力の消耗が激しいし、とにかく疲れる。疲れるだけならまだいいが、筋肉が悲鳴を上げて故障が増える。

 

今一つ戻らんなーと思っていた原因は、この感覚だったようだ。

蹴らずに寧ろ出す方に意識を置く。

 

フォームが狂った後、

「以前は足を上げていたようなー、でも腿上げじゃないんだよなー」

と思っていたのも、この着地と反対側の足を前に出す動きだったことが分かった。

 

途中、砂利道を走っても、足が後方に流れない。

そう言えば、高校時代に蹴らない動きの練習として、砂場を走らされていたが、あの時の経験が、その後のランニングにもずーっと生きていたのだな…。感謝だ。

 

さて、左股関節について、昨日のラン後、ひたすら大腿筋膜張筋を伸ばしまくっていた効果か、間違いなく動きが良くなっている。

 

やっぱりこれかな。

今後も伸ばし続けてみよう。

 

膝痛は、最初の数歩の痛み→その後は痛みなし、の状況が結局最後まで続いた。

 

帰宅後、水でアイシングして、改めてどこが痛むのか確認してみると、どうやら脛骨の上側っぽい。

「あ、脛かー…。じゃあしゃあないな」と何故か納得している自分がいた。

 

とりあえず、フォームはほぼ戻ったんじゃないか?と思うので、あとは左股関節と脛の状態さえ良くなれば、あの頃のように、「リラックスのために走る」や「風景を楽しみながら走る」ことが出来るかもしれない。

 

一時は腕の振り方が分からなくなり、身体の使い方を忘れ、走っても転ける。と言うところまで落ちた。

それを、良く頑張ってここまで戻してきたな。と自分を褒めたい。

そして、今日も天から見守ってくれている祖父母に感謝だ。