9月15日(土)

リハビリの日。

朝から大雨。

仕方なく、初めてバスで病院に向かう。

 

途中、色々な人の歩き方を眺めていたが、皆片足が着く時にはもう片方の脚は前に向かっている。

 

一体俺は今までどんだけひどい歩き方をしていたのか…。

 

要は脚が流れている。

 

まさに以下のサイトで紹介されている状況が歩きで起きていた。

 

脚の使い方(下半身の回転) - smail-runners Jimdoページ

 

あまり言っても仕方無いのだが、脚はあげないとか、前に出さないとか、後ろ足で蹴るとか、そう言う情報を鵜呑みにしていたら、いつの間にか流れる歩き方になってしまっていたらしい。

 

前に出す足をやや手前に引き戻して下ろし、その反力でもう片方の足を前に出すことで、身体の前での交差(挟み込み)が行われて、スムーズに体を進める。コレが脹ら脛を使わない普通の歩き方。と思われるが…。

 

自分の今の左股関節の悪さは、この流れる歩き方をずっと続けてしまったことが原因と思われる(メカニズムまでは分からないが…。)

 

セラピストにもこの事を伝えてみた。以前の動きと本来の動きを交互にやって見せる。

 

最初は「何が違う?」みたいな感じだったが、少しゆっくりやったところ、「あー確かに、片方着地する頃にはもう片方は出す体制に入ってないとおかしいですよね」

 

これ、厄介なのが、他人から見ると、じっと意識して見ないと、普通に歩いているように見えてしまうが、歩いている本人としては全く感覚が異なる。

 

ゆえに指摘されにくい。

 

今日のリハビリでは、ある程度走れており、痛みは出ていないが、腰が引けることによって生じる脛の痛みについてが主な内容。

 

色々調べてもらって、主に痛むのは母指に繋がる筋肉と言うことで、もう大分分かってきた。つま先で蹴り出すのが主な原因。

 

とりあえず、そのストレッチを1つ教わって今日は終わった。

 

帰りは用事があったので水戸駅→ジョイフルホンダ→自宅と、かなりの距離を歩いた。

 

足が太鼓のイメージで、右左右左…と踵付近で交互に叩く感じ。不思議だが、後ろに蹴らなくてもそれだけで前に進んでいく。

 

しかし、今までの変な動きのせいで、筋肉バランスが狂ったせいか、上体が前のめりになってしまう。

腰の方もけっこう厳しい。

 

腰が引けるのは…ホントどうにかならないものか。。。

 

とりあえず、正しい動きは分かってきたので、この動きを目指して行くしかない。

 

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こうして色々考えていると、恨みや後悔で一杯になるが、でも、その中でヒントになっているみやすのんき氏の本やセラピストの存在には感謝である。

 

治るのか、戻るのか、正直見通しは立っていない。

でもいつか、自分が苦しむ人を救える存在になってやる。

きっとその時のためにこうした経験を積んでいる。それが自分の使命なのだ。