9月16日(日)
三連休中日。
とりあえず走る。何だかんだで水曜日以来となる。
脚は身体の前で捌く。
シザースだけを意識。
いつものように御守りへの挨拶を済ませ、出発。
疲労が取れていることもあるだろうが、シザース意識によって、足で蹴ったり押したりしないので、動きが軽やか。
感覚的には身体の前で足を上下させるだけ。
特に、交差する瞬間に力を入れる。
途中、いつものようにガラスに映ったフォームを見ると、いい感じに足が前に出ている。
前から「何か変だなー」と思っていたのは、足が流れていたためだったと分かった。
ピッチが早いので、その分の疲労は結構あるが、足全体の嫌な疲労感は無さそう。
一方左股関節については、ピッチが早いのであまり気にはならないものの、大転子辺りの動きが鈍い。やはり、相変わらず伸展制限があり、腰が引ける。
途中休憩がてら歩いてみると、腰が引けるのがハッキリ分かる。
ガラスに映ったフォームを見る限りはあまり気にならないが、あくまで一瞬だけなので、もしかすると結構痛いことになっているのかもしれない。
では、何が原因なのか。
リハビリ開始当初は腸腰筋を意識して伸ばしていたが、ここ最近は大腿筋膜張筋のストレッチに切り替わっている。
普段から気になっているのだが、張腰筋や大腿直筋をストレッチした後に歩くと、寧ろ張りが強く感じられるのに対して、大腿筋膜張筋を伸ばした後で歩くと、痛みが出ずにスルッと骨盤が回ってくれるのだ。
どうもこいつが大きく絡んでいる気がする。
こいつのせいで…。
とイライラし始めるが、しかし、冷静に考えてみると、故障前と比べても、動きが相当良くなっているのは確実。
以前この道を走っていた頃は、身体が左に傾いてしまってどうにもコントロール出来なかった。当時は原因も分からなかった。
歩きについても同様。
以前は右足に体重が上手く載せられずに、よろめいてしまうことも多々あった。
足首の痛みも酷かった。
でも今は、ああでもないこうでもないとやっている内に、少なくとも足首の痛みは軽減されているし、リハビリ帰りの歩行では、しっかり脹ら脛の内側が使えている。
確実に改善されている。
筋肉が良く頑張ってくれているのだ。
そう頭を切り替えて、どうしたら腰が引けるのを防げるのか?について試行錯誤。
歩行と違って、伸びるのも縮むのも一瞬なので、色々試すも実感が分かりにくい。
一応安定しそうな意識としては、尻の穴が下を向くようにするとやや安定する。と言うのが今日分かった。
トータルで30kmを走破。
途中暑さでボーッとなりながらも何とか走りきった。
何となく改善傾向にあるものの、1つ懸念材料が現れた。
右膝の内側がやや痛む。場所的には脹ら脛との付け根付近。
先週の水曜日にやや痛みを感じていた部位だ。
推測では、踵で強く蹴ることを意識した結果、膝が極度に内側を向いてしまった事にあるのではないか?と考えられる。要はオーバープロネーション。
まあ…。仕方無い。
明日は敬老の日。
亡き祖父母への感謝の気持ちを持って走れますように。