新たな展開
何故腸脛が張るのか?
何故内転位になるのか?
このメカニズムが分からないと一生まともに歩けない。
神経の問題で大腿筋膜張筋にスイッチが入ってしまうのか?
或いは、何らかの左右差の影響を受けているのか?
大腿筋膜張筋は補助筋の位置づけであり、こいつが根本原因でこいつが張ってしまうなんてどうしても考えられない。
左右差としては、やはり歩くときの左右の肩の高さや角度の違いが気になる。
右肩は手のひらが身体を向き、高いのに、左肩は手のひらが手前を向いているような感じで低い。
右肩を下げたり右で荷物を持ちながら歩くと安定するのは既知。
ではそのとき腸脛はどうなっているのか?
これらの関連性について調べるため、朝は右肩や右肋骨を下げる意識にして、足はあおりで通勤。
しかし、びっこひきは早くも現れる。
仕方ないので、一昨日のように無理矢理内旋意識+右肋骨下げるで過ごす。
びっこひきっぽいが、でもやはり右肩を下げると股関節の通りは良くなる。
ただ、肩を下げる意識が難しいため、逆に左肩を上げて過ごしてみると、かなり動きやすくなる。
左肩についても不明な点が多々ある。
壁に背をつけたとき、朝は両肩甲骨がつくのに、昼頃から左肩甲骨がつかなくなる。そして、股関節の動きも悪くなる。
それから、以前通っていた電気かけでも、何故か左肩甲骨に異様な疲労感を感じていた。(骨盤の歪みの影響を受けているんだろうと当時の先生は言っていたが…)
今日も休憩中に壁に背をつけて確かめてみると、あまり日内変動が無さそう。
座りながら考える。
何故左肩を上げると安定するのか?
逆に力を抜くと不安定になるのか?
上げ下げしていると、左腹部が上げ下げされることが分かる。力を抜くとだらんと左腹部がが下がって、背骨が後ろから見て逆Cを描く。
この逆Cが、まさに左骨盤を上げる姿勢であると確信。これを補正せずに過ごすと、左股関節は内転位になるので、腸脛が張る。
帰宅は左肩を上げたり、左胃袋付近を上げる意識で歩いたり、色々試すが、確実に足元は安定し、びっこひきもほとんど気にならないレベルになる。
これが根本じゃないか?
とすると、原因は左肩の異常、若しくは胃腸関連の内臓の問題。
食後に悪化することや、夕方に悪化することを考えると、ストレスや胃腸の関連性が浮かんでくる。胃下垂の可能性も考えられる。
そして、いつの間にか、左腹部が下がったポジションで固まってしまった。と推測される。
何とも分からないが、まずはどのくらいの位置が左右均等なのか?それを感じれるように意識しよう。
引きこもり
やることがない。
本を読もうと思うも中々進まない。
気が散る。
掃除しながら歪みがどうなっているのか、何故そうなってしまうのかを考える。
結局、金曜の治療の効果はほとんど残ってないくらい元に戻ってしまった。
一体何故そうなるのか?
筋肉自体がその方向に戻ってしまうのか?
歩き方が左右で片寄っているからなのか?
股関節自体が治ってないので、その形に筋肉が合わせてしまうのか?
歪みの特徴として、右肩が上がっていることが指摘された。
この記事のまんまだ。
骨盤の高さの違いの矯正 | よみもの.com | 誠文堂新光社
何故か右肩や右肋骨を下げるようにして歩いたり走ったりすると、安定した理由はここにありそうだ。
他にも、右で買い物袋を持って歩くと安定するのに、左で持つとバランスが取れない。
等の傾向もずっと変わらない。
また、会社の午後はまるで何かに引っ張られているかのような感じで右肩が上がって身体が左へ進んでしまう症状が現れる。
椅子から立ち上がったときにも、何故か身体が左へ傾いて、左足が曲がって地面に着いてしまう等の傾向もある。
一つの推測として、右肩が猫背で上がってしまうことで、左骨盤が上がり、内転位となり、その状態で歩くために左腸脛や梨状筋が張ってしまうと言う流れが考えられる。
または、左腰方形筋の短縮が原因で左骨盤が上がってしまう。
だが、やはり股関節自体が内転位で固着してしまい、それとバランスをとるために上半身が合わせに行っていると考えるのが自然のような気がする。
原因が分からないので、まずは腸脛が根本原因なのかどうかを確かめるために、腸脛の左右差が出ない動きを探る必要がある。
右肋骨を下げる意識だと、腸脛はどうなるのか?
もしこれで張りが出なかったら、腸脛は歪みの犠牲者と考えてもいいだろう。
ライフブラッドさんで治療してもらったときも、治療直後に身体が左へ傾きそうになる傾向が残っていた。
根本原因くらい明らかにならんものか。
考えれば考えるほどイラついて悲観的になる…。
高い勉強代
また過食が現れた。
そして朝から憂鬱。
ストレスが無視できなくなっている。
今日もやることがなく、本屋へ向かう。
爪先をほぼ進行方向に向けて、足のあおりだけで歩くが、家を出た直後から明らかな違和感。
明らかに左足が遅れている。
伸展の後半で腸脛の制限がかかって、骨盤が前へ出てこない。
「治ってない…」
良くなったのは治療後直後だけで、半日で元に戻ってしまったようだ。
根本へのアプローチは出来ていなかった。
回数券代を無駄にした気持ちと、再び方向性を見失った衝撃。
ほんと、どうすりゃいいんだ。
暫くそのまま歩く。
せめて腰が引けないポジションを探っていると、内旋意識を持つことで、腸脛の阻害を免れることが分かった。
やはり内旋が鍵を握っている模様。
結局、今週の後半の外転意識ではダメだったようだ。
足が着いて、右膝が追い越す時に、左膝が内を向くくらい。
そうやって、左右の膝の位置を比べると、右側は何も意識してないのに、左膝が前に出るときには自然と内側を向いている。
あおりだけでは内旋仕切れていないと言うことか。
しかし、何故内旋出来ないのかは相変わらず分からない。
腸脛や梨状筋の張りとの関連性も分からない。
このメカニズムが分からない限り、何の打開策も打てない。
新たな治療院へ
ここ数日は、仕事や人生を悲観的に感じることが増えた。
「…まあ向いてないのは分かってる。道を間違えたのも分かってる。でも常にベストを尽くしてきたことは事実。これが自分」
そう言い聞かせて、自分を励ます。
大して仕事の成果も無いのに、しかも昨日は休みだったのに、精神的に困憊している自分がいる。
駅へ向かう途中、歩きながら、何だか股関節が泣いているように感じた。
そう思った瞬間、涙が出てきた。
毎日文句を言われ、邪魔物扱いされ、それでも何一つ泣き言を言わずに必死に動いている。
俺と同じだ。
誰にも罪は無いのに。
空いた電車に乗って、自宅の最寄り駅を通り過ぎ、途中乗り換えて、3駅ほど離れた駅で下車。
ほとんど降りたことのない駅。目的は新たに通おうと決めた治療院へ行くため。
県内でも口コミ数が断トツで多い。
正直ここでダメならもう後はない。
びっこひきながら、躓きそうになるのをこらえながら歩く。
治療院に入ると、活気に溢れている。
治療院と言うよりは、店のようだ。
対応してくれたのは若い兄ちゃん。
下手すると一回りくらい若いかもしれない。
まずは歪みチェック。
予想通りだったのは、左骨盤が上がっていたこと。
予想外だったのは、反り腰で右肩が猫背気味。
もう全身歪みだらけだ。
治療は手技オンリーで、リハビリでやってもらったようなものだが、リハビリよりもやや強めに股関節を動かしたり、めちゃくちゃ痛いマッサージもある。
内転筋、ハムストリングス、大腿筋膜張筋、大腿四頭筋、深層筋辺りをマッサージ。特に問題の筋膜張筋は多目にやってもらった印象。加えて肩周りや背中もやってもらった。
終わったあとは、来たときの可動域制限がまるで無くなったかのような軽やかさ。
尤も、ストレッチ直後はそれなりに軽くなるが、時間とともにすぐに戻ってしまうのは経験済。喜んでもいられない。
まず一回で治るのは有り得ないとのこと。
最初は週2で1ヶ月。そこが一つの区切りになるそうだ。
治療費は平均的。したがって1ヶ月分だけでもかなり大きな出費になる。
しかし、もう後はない。信じるしかない。
1ヶ月はランニングも休止。ただし、歩行はOKとのこと。
理想は歩行も数十分程度と言われたが、こればっかしは譲れない。あえてどのくらい歩くかは言わずに、回数券を購入して治療院を後にする。
一駅分電車に乗って、そこから家まで歩く。
フォームは足のあおり。これが最も安定しているため。
間違いなく、来たときよりも歩きやすい。
これを何とかキープしたいと思うも、少しずつ左腸脛が張り始める。
「一体何故腸脛が張るのか」
そして少しずつびっこひきが現れる。
やっぱり歩き方なのか。もう答えは誰にも分からない。
影を見ると、左腰が出ている。
とても辛くなり、死にたくなる。
最後は、左右差を極力無くすために爪先をほぼ進行方向に向けるようにして歩く。
効果は分からない。
トンネルは長い…。
何もしない春分の日
せっかくの祝日。
しかし、やることがなく、一日部屋で過ごす。
昼に窓を開けると、春の香りに包まれる。
これから何か始まるような、そんな香り。
しかし、そんな気持ちよさも、股関節によってぶち壊される。ここ数年はずっとそう。
やっと股関節の歪みの全体像は掴めてきているが、なす術なし。
骨盤の高さの違いの矯正 | よみもの.com | 誠文堂新光社
ここで言われている左右の骨盤の高さの違いが固定されてしまっている。
再びネットで治療院を探し、数駅離れたところにある治療院に行ってみることを決意。
今日は休業日なので明日の退社後にでも行ってみよう。
恐らく指摘されることは同じだと思われる。
せめて前を向いて歩けるようになりたい。
治らんなら、さっさと消えて欲しい。
絶えない代償
内転位をカバーする動きを幾つか掴んできた。が、いずれも歩きにくい。また、完全にはカバーしきれていないため、これでも代償作用が出てしまう。
左足甲の痛みが完治に至らないのはまだまだ内転位で後ろに蹴る場面が消せていないためと思われる。
また、右踵のマメは、腰が引けながら左足が出ることにより無駄に衝撃を受けているため。
今日も外転意識で歩く。
左足が常にセンターラインから左にキープする
左足が接地したら足を開く
左足が接地したら股を開く
左足が接地したら重心を右に寄せる
膝から下で外に蹴る
色々試すも、どれも難易度が高すぎる。
しかし、意識しないとすぐに内転位に変位してびっこひきが始まってしまう。
これもまだ体力があるから意識出来ているが、これで一生過ごすとなると…まあ不可能だ。
やはり根本である内転位を何とか改善しない限り、問題は解決しない。
しかし、何故内転位になってしまうのかが分からない。
単に内転筋が硬いだけなら分かりやすいが、恐らくそんな単純ではない。
伸脚ストレッチをすると、内転筋の硬さも感じるが、何故か腸脛の硬さが邪魔をしている感じになるし、股関節の内側も筋肉が伸ばされているのとは違う感覚がある。
見た目はかなり改善したものの、こんなに外に開いてもまだ左尻が右に比べて左に出ているのも分かる。
したがって中臀筋を鍛えて解決しようとしても、それだけで何とかなるレベルではない。
ほんと、疲れた。
歪みの実態
【昨日】
朝は一本線を歩くように、かつ左踵の回内意識で過ごす。
しかし、既にびっこひきが始まっている。
夕方、左股関節の内旋制限が悪化し、左足の回内がしにくくなり、重心が右へ移りにくくなる。いつもの内転位悪化のパターン。
やはり座位で長く過ごしていると、筋肉が固着してしまうのだろう。
帰宅時、まっすぐ歩けない。
大して急いでいないおばさんに抜かれる…。
今日も無駄か…と落ち込みながら歩く。
とりあえず左足の回内だけ意識。
途中、股関節での内旋を意識。
後ろに足を送るのではなく、膝を内よりに持っていき、膝から下を、斜め横に下ろす。
外転と内旋。
これにより、ようやくびっこひきがおさまる。
【今日】
平地だと、足を伸ばして接地するため、なかなか膝から下を斜め横に下ろすのは容易でない。
その為、外転意識で過ごす。
難しいのだが、着地から伸展の間に足を外に送る感じ。
これにより、ようやく左右差が消える。
夕方はやはり悪化。
しかし、この外転を強力に意識すると、びっこひきが出ないことが分かる。
途中マツキヨで買い物。
店に入り、外転意識が薄れたとき、左股関節が勝手に内転方向に持っていかれるのを実感。
これが歪みの正体だ。やっと体感で分かってきた。
この内転した状態で歩くと、びっこひきが出る。
なぜびっこひきに繋がるのかは上手く説明出来ないが、この勝手に内転してしまう歪みが、まっすぐ歩けない、左脛を痛める、左足首を痛める、右膝内側を痛める要因であることを確信した。
対処法は、外転させるしか思い当たらないのだが、正直難しい。
イメージとしては、足を大転子方向(横)に蹴る。
では、この歪みの原因は何なのか?
単純に内転筋の硬さなのか?
症状が変形性股関節症に似ている。
やはり変形しているのか?