ざわざわ

ランニング休止後約一週間。

何故かほっとしている自分がいる。

 

理由は明確。

神経を使わずにすむから。

 

自分の細胞の記憶から、刻々とランニングの記憶が消えていく…。

 

あれだけ好きだったランニングが、随分遠くに行ってしまった。

 

「走る」「歩く」

 

その言葉を耳にするだけで、傷口に触れられたときのように、ザワザワする。

 

今日もため息つきながらの帰宅。

そして、また一日が終わる。