少しずつ
少しずつ、本当に少しずつであるが、治療の効果が現れてきたかも知れない。
まず、屈曲時の可動域制限。
確実にここ一週間で詰まりが減ってきた。
特に屈曲内旋のどうしようもない制限が改善。
そして、それにともない、一昨日辺りから歩行が楽になってきた。
仕事中に座りながら内旋動作をしたときも、以前よりも寛骨と大腿骨の間の隙間が広がっているような感覚。
治療の効果と、自分でやっているエクササイズが効いていると思われる。
エクササイズは、屈曲させてグルグル脚を回すだけなのだが、何となくこれだけで動きがスムーズになる感覚がある。
そして可動域の改善と同時に、左右差が解消されてきた。
歩行の意識としては、昨日の記事通り。
中臀筋で大腿骨をキャッチボールで過ごす。
しかし、中臀筋の収縮意識は正直難しい。
着地と同時に尻に力を入れる意識だと、力みがあって、自然と脹ら脛にも力が入ってしまう。
帰宅時。
やはり仕事後は何故か悪化。
それでも、昨日の記事に書いた通り、トレンデレンブルグのメカニズムと、気をつけるべき動きは分かってきている。
歩きにくいながらも、左大転子が着地後にしっかり右に寄せるように歩く。
途中で伸脚して内腿を伸ばす。
腸脛ではなくてしっかり内腿が伸びる感覚がある。
最終的に、10kmくらい歩いたときに得られた感覚が良さげ。
着地と同時でなくていいので、アウトエッジで着いた後に足が回内する流れで大転子を入れるようにすると、よりスムーズに歩ける。
足だけだと、まだ内旋が渋いため大転子が中に入らずトレンデレンブルグになる恐れがある。
なので、意識はあくまで大転子に置き、足の回内に合わせてリズムを取る意識。
上手く行けば右遊脚が追い抜く時に左股関節が内旋して膝が内を向く。
これが右足のように何も意識せずに勝手に出来るようになれば、ずっと楽になるはず。
もう一踏ん張りのはず。頑張れ自分。