歩行フォームの結論

朝から雨が降っており、久々に革靴で出社。

 

踵に意識を置いて、左足の踵外側→内側の股関節内旋を強く意識する。

敢えてあおり意識にしなかったのは、やはり爪先側への荷重が上体の前傾を招いてしまうため。

 

ここで、以前とは明らかに異なる点。

踵で接地しやすくなっていると言うこと。

伸展可動域が酷いときに比べて改善を見せている。

 

これは何故なのか未だに理由が掴めないが、何となく思い当たるのは、何となくやってみたストレッチ。

こちらの記事股関節の可動域制限を改善するためのポイント | リハ塾〜理学療法士が教える心と身体のブログ〜を参考にしたストレッチで、単に左足を内旋位でグッと伸ばすだけ。脚が抜けるくらいの気持ちでグッと伸ばすと、その後、股関節内転位がやや改善し、股関節の通りが良くなるような感じがある。

何となく左右差が改善される感じもある。

 

これを今日も気づいたときにやりまくる。

 

踵意識のためか、午後になっても脹ら脛の外側の張りも落ち着いている。

 

ただ、それでも歩き方な違和感がある。

やはり足に力が入りすぎる。

足首もやや痛い。

 

帰宅も歩行。

 

やはり違和感がある。

末端意識が強すぎる。

 

そこで股関節だけに注目すると、拇指球に載せるとかは実は関係無く、単に上記のストレッチのように、円を描くイメージで脚を伸展させればいいことに気づく。

 

左足で例えると、上から見て時計回りに伸展し、最大伸展時に最も内旋位になる。

したがってこのときに骨盤も時計回りに回転し、右前を向く。

最大伸展した足は、恐らく伸展時に通ったラインを戻るように、今度は反時計回りで前へ出て、最も前へ出たときに最大外旋位になる。骨盤は左前を向く。

 

ちなみに着地時は最大外旋位からやや内旋しながら戻ったところで接地する。爪先は正面くらいの意識かやや外側を向くくらい。

 

そうすると、この動画の最初に登場するモデルの歩き方が近い。

結局やっていることは単純で、股関節の動きに忠実に歩くだけ。

 

そして、これは踵を踏むフォームとも同じ。

 

あのときは、股関節の歪みが最も酷い頃だったため、間違っていなかったのに、とても歩きにくく感じてやめてしまった。

 

残念ながらあのとき程ではないものの、今もしばらく歩くと内転位で固まりそうになるため、しっかり上記の軌道で内旋伸展させる必要はある。

 

歩き方はこれで様子を見るとして、あとは股関節の適合性をいかに改善するか。

 

内旋伸展ストレッチでは、やはり腸脛や梨状筋辺りがミシミシ粘っている感じがある。

 

また、このストレッチでも屈曲内旋時の酷いつまり(FAI)が良くならない。

 

少なくともつまりが取れない内は全力で走ることは勿論、安心して歩くことも出来ないだろう。