くそ人生

もう何をやっても所詮は悪あがき。

 

歩行で帰宅中、ランナーに抜かれる。

 

以前走って通勤していた頃、同じような通勤ランナーがいることを知って、嬉しくなったことを覚えている。

 

あれから何年たったか。

 

相変わらず走って通勤しているようだ。

 

「なんで俺だけ…こんなのあるかよ…。」

 

走れないどころか、歩くことすら儘ならない。

 

「早く殺せ!さっさと死ね!」

 

帰宅するやいなや、バッグを投げつける。

 

くそ人生。