歩き方の検討

天気が悪く、気持ちも晴れないため、一日部屋で過ごす。東京マラソンも辛すぎるため見ない。

 

そして、今日も掃除がてら歩き方を試行錯誤。

 

歩き方がおかしくなってしまうのは、

①股関節の伸展制限があるため

②歩き方がおかしいため

の二点が考えられる。

 

②の可能性にかけるしかない。

 

昨日歩いていてやはり変だと思ったのは歩幅とピッチ。

 

 

本当に自分の歩幅は狭いのか?と言うと、明らかに周囲のおじさんより広い。

これはセラピストにも言われていた。

「十分伸びていると思うんですが。寧ろ伸びすぎではないんですか?」

 

他人の股関節は知らないが、本当に自分の股関節は伸展可動域が狭いのか?

左右差があるのが問題なのか?

 

一方ピッチが遅い。

いわゆる早歩きが出来ていない。

 

しかし、単に歩幅を狭めるとちょこちょこ歩きになり、スピードは余計に落ちるし、骨盤が動いている気配も全く無い。足先で動いているような感じになる。

 

もう一度先週掴みかけた骨盤を動かす歩き方を振り返る。

 

結局、出す方の背筋を前に出す意識にしたのが最後だったが、このときは歩幅をより広くとる歩き方になっていて、左股関節の伸展可動域を目一杯使うことになり、腰が引けていた。

 

教科書としている大転子ウォーキングでは「あくまで小股でスタスタ」と書いてあり、何か違う気配がある。

 

 

あなたの歩き方が劇的に変わる! 驚異の大転子ウォーキング

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この小股でスタスタ歩き、かつモデルのように肩甲骨が動くくらい骨盤を使う歩き方は何なのか?

 

色々修正し、これか?と言う動きに行き着いた。

 

「遊脚側の肋骨を後ろに引く」

 

右足を出すときに、右足を出しながら肋骨を引くような意識で同側の骨盤を引くと、足はからだの真下当たりに着地することになる。

 

そして、衝撃はかなり少ない。

 

結局この動きは「両手を組んで歩くときの骨盤の動き」を両手を組まずに再現する方法であり、特別な動きではない。

 

部屋で試してみただけだが、この歩き方は姿勢が前のめりになることも無さそうな雰囲気がある。

股関節を伸ばしきることも無さそう。

足の筋力と言うよりも、骨盤を引くときに腹筋を使う感覚。

骨盤を押し出すのではなく、引っ込める感覚(支持脚側は出るが)。

 

進む方向とは逆に骨盤を動かすため、急いでいるときに混乱しないか?

こんな小股でスピードが出るのか?

分からなくなったときに修正出来るか?

まっすぐ歩けるか?

そもそもこれが本来の歩き方なのか?

 

不安な点もあるが、少なくとも教科書「大転子ウォーキング」の条件はほとんどクリアしているように思う。

 

しかし、この歩き方(遊脚側の骨盤後方回旋)を推奨しているのは、目を通した書籍、記事では「大転子ウォーキング」や体玄塾さんの記事(バレエとゴルフは同じ骨盤・胸郭づかい)くらいであり、その他99%くらいの大半の専門書、指導書、ネットの記事には「遊脚側の骨盤前傾回旋」が正しい歩き方であると書いてある。

歩行分析の専門書(医療系)すら後者。

 

しかし、モデル(男)の歩き方を見ると前者のようにしか見えない。

確かにモデル(女)の歩き方は後者っぽく、自分の二週間前の歩き方もこれになっていたが、かなり筋力が必要であり、高齢者が真似できる歩き方とは到底思えない。腰にも悪い。

 

 

何とかこれで解決してくれないか。

また昔のように散歩やウインドウショッピングや旅行を楽しみたい。

平穏な日々を過ごしたい。

 

ただそれだけ。