あれ??

これしかないだろうと、左足を開く意識で過ごす。寝たら忘れてしまうと心配したが、起床後再現出来て一安心。

 

足の痛みは、歩行時は何ともないが、左足甲の痛みが気になる。

 

今週もこんな感じで走らずに時間だけ経過してしまうのだろうか…。

いや、そろそろ暖かくなってきたし、歩けばいい。

 

そう思い久々に歩行で帰ることにしてみた。

 

さて、日中気になったことがある。

そう言えば、ランニング時に気になる違和感として、右足がアウトエッジから滑らかに着くのに対して、左足は回外せずに着地していると言う点。

 

ひょっとすると、これが原因で、左足が勢い不足で内旋出来ていないんじゃないか?

 

と推測。

 

とりあえず、歩いて確認してみることにした。

 

アウトエッジからついて拇指球から抜けて反対側に移るようにしてみる。

まあ以前やっていたあおりの歩行。特に真新しさは無いが、やはり内旋しにくく、左右差によってタイミングが少しずつ狂ってくる。

 

途中から外転意識。

 

あおり意識よりも股関節の動きは乏しいが、やっていることは同じようだ。

外転によって拇指球に重心が移るのが確認出来る。

しかし、数歩歩くとおかしい動きが現れる。

 

リハビリに通う前からずっと抱えていた違和感。

 

よく確認すると、やはり内転位だ。こうなると左足も右足も右方向を向いてしまう。そして、左足はアウトエッジになり、右足が拇指球になり、左右の重心移動が上手くいかなくなり、次第に股関節の動きが悪化する。下手すると右膝を痛める。

以前はこの状況のときに、自分の体で起きていることが分からず、何も修正出来なかった。

 

だが、今は違う。

内転位に逆らうように、左足を開く動きを強調する。

左足アウトエッジでとどまりそうな重心を外転により内側に入れる。

 

そうこうやっている内に、もっと外転を簡単に出来る方法は無いものか探る。

やはり進行方向は前なのに、横に蹴る意識だとスムーズにいかない。

 

少し冷静になる。

そもそも外転意識にするのは、トレンデレンブルグを防ぐため。

だったらトレンデレンブルグにならないようにもっと積極的に右骨盤を上げるのが手っ取り早いんじゃないか?

 

これまで、遊脚側の骨盤を積極的に上げるのは、無駄な力を使ってしまいそうだったため、心理的にブレーキがかかっていた。

 

だが、これ以上左股関節を痛めないためにはこうするしかない。

 

諦めて左右の骨盤が水平になるくらい、いや、むしろ遊脚側が上になるくらいの気持ちで引き上げてみた。

 

すると、当然左足側は動きが滑らかになるのに加えて、左右の足の接地位置が一本線上に、もしかすると交差するくらいの狭い歩隔になっていく。

 

昨日後半のランニングのときの狭い歩隔。

服部弾馬選手のフォーム。

を思いだし、「これが正なんじゃないか?」

と考える。

 

いたって簡単な歩き方。

単純に引き上げたら勝手に一本線上に乗る。 

蹴る意識は無いので、脹ら脛は全く使わない。

 

問題は肩甲骨が動くくらい骨盤が動いているのか?と言う点。

 

いつも見ているモデルの歩き方を真似て、ポケットにてを入れて、骨盤は左右平行になるくらいにして歩いてみる。

 

あれ?結構も見たいに動いているよな?

 

ずっと抱えていた股関節の異常。

もしかすると自分の勘違いから起きていたのかもしれない。

 

明日からもやってみて、問題無さそうであればランニングで試してみよう。

 

なんだか、自分が考えていたよりも単純なのなも知れない。

 

いずれにしろ、不調の原因が内転位であることと、その対策が明らかになってきた。

ものすごい進歩だ。