2019年走り初め

年末30日、31日と地元で30kmずつ走るも、腕振りがしっくりこない状態になり、相変わらず左股関節の外旋・伸展制限もあり、それ以降やる気を失っていた。

 

今日は茨城に戻り、初ラン。

 

先ずは走って近所の神社を訪れて、初詣。

 

「今年もよろしくお願いします」

 

とだけ唱えて30kmコースへ。

 

走り始めから、左外側広筋に強めの張りと、左足に昨年末の捻挫の後遺症の鈍痛が現れる。

 

「いきなり故障?」

 

と軽く不安になるも、支障が出るほどの痛みではないため走る。

 

外側広筋も、結局はフォームの悪さによって張りが現れている。昨年末のフォームが悪かったと言うことだ。正月は休んでおいてよかったのかも知れない。

 

前半は鈴木亜由子選手をイメージして、前から後ろへ内旋軌道をたどるように振ってみるが、今一。力みがあって苦しい。

 

そこで、思いきって意識を変えた。

参考にしたのは憧れの中本健太郎選手のフォーム。

かつて別大に出場したとき、中本選手と川内選手がデットヒートを繰り広げていたのを目にして以来ファンになった。

 

中本選手の腕振りを見ると、あまり後ろに振っているようには見えない。単に、体の前で回転させているだけのように見える。

 

 

もっとも、これは中本選手に限らず、鈴木選手も、ベケレ選手もキプサング選手も共通している。

 

後ろに振ると言うより、内旋させながら上から下へ下ろしているだけなのではないか?

 

真似して走ってみると、体感では骨盤は回っていないような感覚だが、ガラス越しに映ったフォームを見ると、ちゃんと腕は後ろに引けている。

 

序盤に気になっていた外側広筋の疲労感も気づいたら感じなくなってくる。

 

肩甲骨が前後する動きは、意識しなくても勝手にそうなっているものなのかもしれない。これ以上意識すると、バランスの乱れにつながり、かえって左股関節を悪化させている可能もある。

 

20kmくらいのところから、徐々に右腸腰筋に張りと痛みが現れる。

これは昨年末のランニングでも現れた。

原因は右股関節の前傾と思われる。

左股関節が伸びないのに対して、右股関節は前に出て伸びているために、腸腰筋が引っ張られてしまい、痛みがでるのだと思われる。

 

それでも、右膝の痛みも今のところなく、かなり安定した状態をキープして走りきった。

 

途中、道を尋ねてきた御婆さんに駅の場所を教えることも出来たし、走り初めはいいランニングだった。

 

明日以降は右腸腰筋のストレッチを入念にやりながら、状態を見ていこう。