12月2日(日)

起床しても、やる気が起きない。

掃除をし、休憩中はネットでカイロや鍼灸、整体等の情報を漁る。

 

昼頃、「まあ動かなきゃ進めない」

と、何とかやる気を奮い立たせて、30kmコースへ。

 

タイミングはシザース。腕振りは鈴木亜由子選手を真似る。

 

金土とお休みにしていたこともあり、動きはいい。しかし、いつものことだが、途中まで。

 

走りながら、動きの中のどのタイミングでエラーが起きるのかを感じてみた。

 

やはり、左脚伸展時の骨盤の右旋回ができていない。腕振りの意識だけでは骨盤が回っていないようだ。

 

どうやら、無意識に走ると、左股関節は外旋せずにそのまんま後ろへ蹴ってしまう場面が相当有りそう。

 

そこで、自ら骨盤を右回旋させるようにした。

 

結局は、リハビリで教えてもらった骨盤回旋トレーニングの動きだ。

 

右手を引くときに、右大転子が右手と同じくらいの位置に来るように回す。

ただし、シザースのタイミングはキープさせる必要がある。

ターンターンのタイミングでは流れているので、タンタン、或いはタッタッのリズムでタンの時にほぼ同時くらいを狙って、クイッと骨盤を右回旋させる。

 

クイックイッと骨盤が右左に交互に旋回する感じだ。

 

そんなことをやっているうちに、昨日セラピストが言っていた「再学習」と言う言葉が浮かんできた。

 

筋肉に対する姿勢。

最近の自分は、筋肉を手段、道具、ツールと言う捉え方をしていたことに気づいた。

 

「滑らかに歩けるように、走れるように、元に戻す。柔らかくする。」

 

間違いでは無いのだが、筋肉も細胞の集まりであり、脳と同じ。

一度覚えたエラーを修正するにはもう一度正しい動きを学習させる必要がある。

数回走ったり、ストレッチしたところで、すぐに修得させるのは難しい。

 

それは自分らしさでもある。

特に不器用で物覚えが悪い自分は、何度もミスりながら、それでも繰り返し繰り返し、他人からは「執着」と馬鹿にされても、ひたすら学習出来ることが強みだったはず。

 

少なくとも休日のランニングではかなり安定してきているのだから、引き続き、再学習に取り組んでいけば良い、と感じた。

 

何とか今日もより安定して走りきれた。

相変わらず右殿筋上部の疲労がある。

これをケアしながら、左股関節を徹底的に再学習させていこう。

 

メモ

①後ろへは蹴らずに、前へタッタッ。

②腕振りは、手のひらを腰骨のラインに沿うような感じで、あくまで内旋させて振る

・現状、振っただけでは骨盤が動いてくれないので、左足外旋位での伸展を意識しながら自力で骨盤をクイッ

・安定して手と腰が追随するようになってきたら、あまり引かなくて良い