11月24日(土)

朝方二度寝し、嫌な夢で目覚める。

寝坊して、始業時間後に上長に連絡して猛烈に怒られると言う夢。

 

少し疲れているのか。

 

さて、二週間振りのリハビリ。

 

 

大抵前日は走っていないことが多いため、いつも病院への足取りは軽いが、昨日30km走ったためか、いつもより動きが悪い。

 

特に朝から腸脛が硬い。

 

ただし、確実にフォームは良くなっていて、幸い痛みは出ていない。

 

今日はトレンデレンブルグで歩いた。敢えて出す方の脚側に頭を振る。特に右側。こうしないと左腸脛の硬さに負けて、右足の内転が出来ず、歩行ラインから外よりに着地することになり、拇指球への荷重のタイミングが早まり、オーバープロネーションとなって、膝内側を痛める。

 

カニズムは完璧に理解できている。

 

あとはこの異常に硬い腸脛。

 

リハビリでは、

相変わらず左腸脛に負けて右足の内転がしにくいこと。

を話した。

 

さっそくTFLを指圧してもらう。

特に大転子周りに、結構疲労が溜まっているのを感じる。

 

施術中、腸脛靭帯の癒着について聞いてみた。

 

セラピスト曰く、良く癒着を起こすのは外側広筋が多いが、自分の場合は、梨状筋の付着部、内閉鎖筋、上下双子筋あたりが癒着していそうだと言うことだ。

 

そして、これらの筋肉が正常に伸び縮みが出来ないと、伸展も上手くいかない可能性があるとのこと。

 

では、一体何故これらの深層筋が硬くなるのか?続けて聞いてみた。

 

セラピストの見解では、やはり大元はTFL。こついが内旋位に骨盤を持っていこうとするため、バランスを取るために外旋筋である深層筋が頑張らざるを得ないとのこと。

 

やっぱこいつか…。

 

TFL硬直→深層筋硬直→腸脛と癒着→伸展制限

の流れ。

 

ではどうすればTFLの働きを押さえられるのか?

 

どうやら鍵は腸腰筋を使うことらしい。

 

現状、腸腰筋が働いていないため、腰が引けて持っていかれている。ここで、持っていかれる前に腸腰筋の張力によって骨盤を右回転方向に持っていければいい。

 

なるほどだ。

 

以前見た田山先生の記事

大腿筋膜張筋が固い原因は? | 松本深圧院 ル・サロン銀座

 

腸腰筋や中殿筋が使えるようになれば、TFLは静まるはず。

 

と言うことで、最後に腸腰筋の張力で骨盤を旋回させるトレーニングを教わった。

 

来月の予約をとり今日はこれで終了。

 

残りあと三回ほど。

 

何とかお世話になってきたセラピストにいい報告をしたいのだが…。

 

帰宅はいかに腸腰筋を使うかを考えた。

折角動きのトレーニングをしても、実際の歩行で全く別の動きをしたら何の意味もない。

要するに、あのモデルの動き、胸の前後の動きが骨盤を回している動き。

 

そして、以前腸腰筋を使った歩き方について調べたことがあったのを思い出す。

 

大腰筋を使って歩くには“掌”がポイント | JARTA

 

確かに掌を後ろに向けて歩いているモデルが多い気もする。

 

この動きも以前やっていた気がしたが…まあ細かいことは気にせず歩く。

 

なるほどだ。明らかに骨盤が回る。

恐らく、腕を内旋させることによって、腕と骨盤の連動が起きているのではないかと思う。

 

ちなみに、実はこの歩き方に対して、反対に腕を外旋させる歩き方を勧めている人もいる(二軸)が割愛。

どっちがいいかは分からんが、とりあえず腕を内旋で歩く。

 

骨盤を強引に回している感じで、特に左大転子の動きが相当鈍い。

 

強力な腸脛が大転子の移動(骨盤の右回旋)を妨げている。思いっきり引っ張っている感じで痛みもある。

 

腸脛靭帯vs腸腰筋

 

後半は左大転子の移動のみに集中して歩いた。

 

ずっと分からなかった歩き方。

これが理想型なのかもしれない。

 

しかし、ここまでガチガチになってしまった腸脛。腸腰筋が使えるようになったところで緩んでくれるのだろうか。

まあとにかく信じてやるしかない。