メンタル面の弱点

走りながら、色々考えごとが頭を駆け巡るが、特に精神的な乱れを誘発するのは、以前言われたことや、以前言われたことを発展させた実際は聞こえない他人の声だと感じる。

 

「こだわるねー笑」

「こだわってないで走れよ」

「さっさと歩いてとり行けよ」

「気分転換に大会出たら?」

 

とか。

 

しかし、いつも思うが、他人は自分の一体何を知っているのだろうと言うこと。

 

スムーズに歩けないことや跛行がいかに辛いことか。

ちょっとものを取りに行くにも、トイレに行くにも、飲み物を取りに行くにも、書類を運ぶにも、休憩に行くにも、常に跛行なのだ。常にガクンガクンと腰が動いてしまうのだ。常に足を捻らないように気をつけないといけないのだ。

コップから飲み物が出ないように気をつけないとならないのだ。

人とすれ違う時にも身体がふらつかないように慎重に歩かねばならないのだ。

気分転換に歩こうとしても気を付けることばかりで気を抜くことが出来ないのだ。

 

これが起床してから寝るまで常に持続する訳で、相当なストレス源になっている。

 

そんな状態にあることを、他人は知りようもない。

 

決めつけ体質、評価体質な人がいかに傲慢でクズか?

まともに歩けなくなってから、自分も戒めなければと強く思うようになった。

 

これは歩行だけでなく、他人を評価する場面全て。

からなず本人にしか分かりようがない事情がある。

 

ただし、批判したり評価する権利は当然あるし、これは否定してはならないと思う。

 

と言うことで、他人は放っておく。誤解する人には勝手に誤解してもらう。批判も勝手にさせておく。

そして、他人がどうあろうが、事情を知っている自分だけは自分を認める。

そんな強さが必要だなと走りながら考えた。