10月20日(土)診察
三ヶ月振りの診察。
伸展制限によって歩きにくくて辛い旨をどうやって伝えるか考えながら、病院へ向かう。
9時半頃に受付を済ませ、暫く待つ。人は相当多いようだ。
そして、一時間位経った頃に係の人からアンケート記入を求められる。
内容は、痛みの有無と日常生活の支障の程度について。
痛みは「無し」。日常生活では「身体が揺れてしまう」所にチェック。
見ると、重症度に応じて、痛くて立ち上がれない。歩けない。杖を持たないと生活できない。等の項目がある。
「酷い人は、自分のような状況より遥かに厳しいんだな。」
と思うと同時に、「自分のような、スムーズな動きを求めて来るところとはちょっと違うのかも」
と思った。
記入後30分くらいは待っただろうか、ようやく呼ばれて診察。
入るとすぐに「仰向けになってください。調子はどうですか?」と聞かれ、
「痛みは感じなくなり、ゆっくりとしたジョギングは出来るようにはなってきたが、伸展可動域が制限されてしまっている状況です。」
うんうん頷き、脚の動きを簡単に診て、
「当初から国が定める5か月間リハビリに取り組んでもらうつもりでした。効果も出ているようです。動きを見ても初見よりも幾分かスムーズに見えます。
可動域も大切ですが、ほどほどにしてくださいね。特にカムタイプの方は、可動域を拡げるとインピンジメントが出やすくなります。
可動域を拡げるために、例えばヨガなんかは絶対にやらないで下さい。まさに天に唾をはく行為です。これで痛めてウチに来られている方も沢山いますから。
それよりも、筋肉による補強を大事にしてください。
今後痛みが出るようならまた来て下さいね。それではリハビリ頑張って下さい。」
と、大体このような話を、まるで用意されていた台詞のようにスラッと話して終わった。
やはり、この程度の伸展制限。特に問題視していないようだ。
まあ、当たり前かもしれない。股関節の名医と言われる先生である。全国から生活が送れないくらい痛みで困っている人が診察に訪れるのである。
対して、自分は仕事も出来ているし、30kmも走れている。伸展制限も、筋肉の問題であり、骨には異常はない。
この病院の中では、どんだけ恵まれているんだ?と言うレベルだ。
また、リハビリの上限については初めて知った。
治るまで延々と通い続けるのかな?とか思っていたが、法律で最大5か月の縛りがあったようだ。
いつまでもセラピストにお世話になり続けることも出来ない。
吸収出来ることは今の内に吸収しておかねば。
リハビリは後半。