9月28日(金)
今週は精神的に少し乱れた。
上手くやっている周囲と比較してしまっていたようだ。
1つ目は歩行。
これは今週に限ったことではないが、やはり颯爽と歩く人達の姿を見ていると、おかしくな歩き方しか出来ない自分と比較し、落ち込む。
以前の健常な自分と比較している部分もあるだろう。
二つ目は仕事。
期の変わり目。やはり昇進する人も多い。
同期はとっくに昇進しているが、今期は一、二個下の後輩も続々と昇進を果たした。
「俺は俺」と言い聞かせるが、いつの間にか比較してしまっている。
三つ目は駅伝。
冬の駅伝に向けて皆準備を始めたようだ。
一方自分はジョグすら満足に出来ない。歩くのもおかしい。
「今見えている風景だけが俺の人生」と考えて自分を鼓舞しても、毎日毎日こうも比較ネタにありふれた日々を過ごしていると、どうしても落ち込んでしまう。
俺は間違っているのかな…。
歩き方とかランニングとか、そんなものに固執している自分の生き方は駄目なんだろうか。
神様はそんな自分を方向転換させようとしているのではないだろうか。
そう考えてしまっている。
「いい歳なんだから、そろそろ今後のことを真剣に考えろ。仕事や結婚等、もっと取り組むべきことがあるだろ」
いつの間にか、自己嫌悪に陥っていた。
歩きながら、悲しくなった。
「もう落ちるしかないんだ…そろそろこの人生終わりでいいんじゃないか?」
足が止まる。
「もう、やめたい。疲れた」
ボーっと川を眺める。
風が冷たくなってきた。もう秋だ。
「せめて普通に…」
もう無理か。