9月24日(月)
三連休最終日。
膝の痛みは…起床時点では何とも分からない。
とりあえず部屋の掃除をしながら膝の痛みを確認するも、痛いような痛くないような。
天気は怪しい。休むか走るか…走るっきゃない!
昨日はシンスプリントっぽい痛みだったため、少しでも脛への負担を減らせれば良いなとレッグスリーブを装着して12時頃スタート。
緊張の一歩目…痛い!
しかも今日は明らかに膝の内側。
足を上げすぎないように走るも、中々痛みが引かない。
これはまずいやつかも…
3km地点で立ち止まってどうするか考える。
今日は気温が低めではあったものの、湿度が高く、痛みによる脂汗も相まってポタポタ汗が滴り落ちる。
痛みも軽くならなそうなので、その場でレッグスリーブを脱ぎながら考える。
ふと、昨日シンスプリントについて調べたサイトに大腿筋膜張筋の影響について書かれていた記事があったことを思い出す。
https://kishiropt.com/shinsplint-selfstretch/
大腿筋膜張筋は太ももを内回し、脛の上部を外回しする作用があるとのこと。
つまり、こいつが硬いとニーイントゥーアウトになると言うこと。
もしかして…と思い、膝が内側に入らないように、尻を閉じる形で走ってみると、
「あれ…痛みにくい」
やはり、ニーイントゥーアウト状態になっていたことが分かってきた。そりゃ痛みが出てもおかしくない。
5km地点位からは、膝や内転筋の力を抜いて、その代わり尻の穴が常に閉じる、もっと言うと、両尻の肉が常に触れるようにして走った。
すると、ほとんど痛みが出なくなるではないか!
実は、ここ1、2年くらい、まさにフォームがぶっ壊れてから、尻の肉が薄くなっていることが前から気がかりだった。
以前はある程度走ったり歩いたりしていると、尻が擦れてしょっちゅう痔のような痛みがあったのに、最近は全くその気配がないのだ。
特に風呂で体を洗うとき。
脹ら脛外側の張りが強くなく、ある程度良い歩行が出来たときは、両尻が盛り上がっていて、尻が閉じているのだが、上手く行かなかったときは尻が開いている。
気のせいかなとか思っていたが、どうやらこれは1つの指標だったのかもしれない。
とりあえずその後も両尻が擦れるように走る。そうすると、合っているのか分からないが、単に足を上下に上げ下げするのではなく、右足を挙げるときは右斜め上へ挙げる形。要は外旋を強調させた格好で走る感じになった。
正直こんなにがに股だったかな~と言う気もしたが、とりあえず痛みが出ないのはその形。
すると、着地の衝撃が、膝ではなく大転子付近に来ることが分かる。
しかもそうやって走ると、気のせいか、股関節の左右差が無くなる感じがする。左足着地時の安定感も増す。
感覚的に、これまでは左足裏全体でグニャっと受けていたのが、左足アウトエッジでトンと受けるような感じ。
左の大腿筋膜張筋は右に比べても硬いのはハッキリしているので、違いが現れてもおかしくない。
結局そのまま、膝痛を再燃させること無く30kmを走破。
うむ、自分の身体で何が起きているのか、イメージ出来るくらいまで明確になってきた。
この痛みも、「それ違うよ!こっちこっち!」と身体が正しい方向へ導いてくれているように感じる。
とりあえず今週は天気や仕事の関係で走れなそうなので、両尻を接着させるポジションをベースにして過ごしてみよう。
と言うか、膝が痛くなるのでそうせざるを得ない。