9月23日(日)
三連休の中日。
気になる膝内側の痛み。
でも骨には異常は無いだろうと言うセラピストの見解。
走るか止めておくべきか。
仕事がにわかに忙しくなってきたため、来週は走れない可能性が高い。
それなら状態を確認するつもりで走ってしまえ。
と言うことで、昼過ぎに走り出す。
気になる膝痛は…うわっ普通に痛い。しかも両足。
しかし、力が抜けるような痛みではない。
痛みの箇所を良く感じてみると、先週は膝と言う感じだったが、今日は膝一点の集中的な痛みではなく、膝下、脛上部の広範囲な痛みとなっている。
「あ、シンスプリントっぽい」
個人的にはあまりシンスプリントで苦しんだ記憶はないが、高校時代に脛が痛くなったことや、跳躍系の同僚が良く苦しんでいたので馴染みがある。
シンスプリントだとすると、セラピストの見解通り、筋肉や靭帯の損傷ではないし、骨折でもない。骨膜の炎症。
シザースの動きを取り入れたことで、急に着地ポイントや使われる筋肉が変わった。恐らく脛骨の荷重ポイントも、これまでは外側の骨だったのが、内側の骨に変わった。また、暫く走っておらず、急に練習量が増えたことを考えると、シンスプリントになってもおかしくはない。
じゃあどうやって治すの?と言うと、実は対策と言う対策は無く、いつの間にか消えていると言うのがいつものパターンだったと記憶している。
まあ仕方無いな。とそのまま走り続ける。
なるべく痛みが出ないように走ろうとすると、シザース意識の内、出す方の足をしっかり出すことに意識を置くと、痛みが気にならなくなる。
シザース意識の内、下ろす足に意識を置くと、痛みが出てくるようだ。
走っているときの感覚としては、みやすのんき氏の言うように、身体の前で回転(交差)する足の重みで進んでいく感じ。
シザース。この重要性を改めて実感した。
これが出来ているのと出来ていないのとでは、同じ走るにしても、全く別の動作をしているように感じる。通りで「何か違う」感が抜けなかったわけだ。
しっかり足を出すようにした結果なのか、ハムストリングの疲労がしっかり出ている模様。この推測が正しいとすると、足を前に素早く出すために、無意識の内にハムストリングによる足の巻き上げが行われたのではないか?と思われる。
さて、左股関節の状態。
かなりコントロールがしやすくなっている。
特に信号待ちで止まった後に軽く歩いて確かめると、大転子の動きがとてもスムーズだ。
何故かそのあと暫く歩いていると、徐々に動きが鈍くなる。
この動きの鈍化を抑える方法としては、やはり左踵でグッと踏みしめることで、股関節の右回転を導くこと。やっぱりこれが今分かっている最善策。
結局今日も膝および脛の痛みを抱えながら、30kmを走破。
筋肉の張りを見ると、脹ら脛内側やハムストリングスが使われているようで、かなり納得感のあるランニングとなった。
左股関節はランニングするほど動きが改善される感覚がある。
ランニングで痛めた怪我はランニングで治す、と言う言葉があるが、左股関節に関しては、そろそろそのような段階に来ているのかもしれない。
とすると、あとは下腿の痛みが悪化しないのを祈るだけ。