上半身の歪みの原因
股関節の消えない不調。びっこひき。
原因は上半身だと言うことがハッキリした。
では、何故上半身が右に傾いてしまうのか?
考えられるのは、胃腸。
集中して感じてみると、左半身が何となく色々詰まっているような感じがする一方、右半身は空っぽな感じがする。
その左右のバランスがとれていない。
恐らく、左側の胃が膨張しており、背骨が右へ押しやられてしまっている。
結果、背骨が右上に向かって伸びているような歪み方をしている。
ここまでは推測出来る。
では、何故そうなるのか?
普通の人がやってなさそうな生活習慣。
すぐに思いつくのは下剤。
とりあえず、常用してしまっていた下剤を漢方に切り替えた。この下剤は使い続けることで大腸の変色、蠕動運動の悪化が起きるらしい。
腸の動きが悪くなれば、胃の張りに繋がるので、胃の膨満感を招く可能性がある。
もう2年以上毎日使っている。
何らかの異常が出ていてもおかしくない。
他は何か…
・食事の時間帯→消化不良により膨満感
・仕事中の姿勢→背骨が胃の圧迫を受ける
・仕事中のキシリトールガム→呑気症により胃の膨満感
・ストレス→胃の硬化、膨満感
次第に改善が難しい問題になってきた…。
今週まとめ
月曜日、肋骨を引くように骨盤を回して歩いてみるが、前を歩く中学生のバッグの揺れと自分のバッグの揺れを比較してみると、明らかに自分の揺れが強引。
では、この学生のような自然な揺れは何なのか?そして何故自分は自然に揺れないのか?
帰宅時、出来るだけ自然に揺れるように右足の内側に体重が載るように意識してみると、思いっきり上半身を左に傾けないと載らないことに気づく。
「やはり上半身の歪みか…」
週半ばから後半は、右肩をあげるようにする。
左足を出すときに右肩をあげるようにすると、非常に滑らかに歩けるときがあることに気づく。
しかし、すぐにバランスが崩れる。
どうやら、右肩を挙げることで、左肋骨が下がり、上半身が左に側屈することで、左股関節の内転が出来て、身体の正面に足が戻ってくる。
逆に背骨の歪みにより、右肩が落ちていたり、左肋骨が上がっているとき、左骨盤が落ちず、内転出来ずに、中心よりも左で着地する。
そのとき、脚が曲がったままの違和感や、左腸脛や左大転子への強いストレスを感じる。
また、着地後の伸展の切り替わりが上手く行かず、着地ごとに左大転子でブレーキをかけている感覚もある。
これが根本だ。
不調を感じ始めた三年前、妙に身体が傾いている感覚があったのを思い出した。
そのときの身体の傾きが未だに補整されずに残っていた模様。
しかし、当時は歩き方を戻そうとしていた時期であり、身体の傾きを感じるのは歩き方に問題があるからだろうと推測していた。
だが、問題は歩き方ではなく、上半身の姿勢であることがようやくハッキリした。
ずっと消えない歩行時の違和感。左脛の痛み。股関節の異常。
全てこの上半身の歪みが関与している。
今週まとめ2
今日は、とても良い天気なのだが、未だ未だ走れるような状態ではない。
体重も重い。何とかしたいのに、どうにもならない。
せめて、ここを意識すれば普通に走れる、と言うものが見つからない限り、走ってもすぐに故障するのは見えている。
とにかく歩行によってヒントを見つけるしかない。
目安は腸脛の張り。
左骨盤が後傾している。そのため、左半身がスウェイバックのような状態になり、大腿筋膜張筋が張ると思われる。
さらに、左骨盤が常に後傾しているため、腸腰筋も働けない。
では、何故左骨盤が後傾しているのか?
これを確めるため、本屋へ向かって歩く。
とりあえず、先ずは膝を出すようにして歩いてみる。着地以降は意識せずに、ひたすら交互に膝を出す。
しかし、数歩歩くとタイミングに狂いが生じる。
これは、左骨盤が然るべき時に前傾しないために生じる違和感だと言うことが分かってきた。
そして、足の違和感も発生。
右足だけ異様に外旋位になり、左足は内に入り気味になる。
落ち着いて、足の違和感から調整。
もっと右肩を前に出して、左肩を後ろに下げる。そうすると、左右差が無くなる。
また、左足の着地時の違和感…着地時に後傾してしまうのも解消されたように感じる。
なるほど、と言うことは、骨盤は常に前傾させておくわけではなく、着地前に骨盤が後ろへ引かれる動きが、骨盤の前傾を導くことになるのだろう。そして、同時に反対側の骨盤は前に出ながら後傾する。
この骨盤の左右の動きによって、骨盤は周期的に前傾、後傾を繰り返す。
着地時、股関節の屈曲、外旋、内転、骨盤の前傾、左回旋。
そして、股関節が伸展、内旋、外転、骨盤の後傾、右回旋を伴いながら足伸びていく。
腸腰筋は、股関節伸展位から屈曲前傾しがら働くのかも知れない。
みやすのんき氏が言っている、「大転子が動けば自然と前傾する」とはこのことか?
これが正しいとすると…左骨盤が常に後傾と言うことは、骨盤が常に右回転している状態と言うことになる。
とすると、もっと左回転させることを意識すればいいわけで、左回転させるには、とりあえず右肩を前に出し、左肩を引けばいい。
しかし、本来は肩の位置なんて意識せずに歩けるはずなのに、何故に右肩を前に出す意識が必要なのか…?
脳の認識が狂っていて、左肩前、右肩後ろの状態を左右均等と認識してしまっているのか?
また、こうなってくると、やはり影に映る左右の肩の向きの差が気になる。
何故に左肩が内旋して、右肩が真っ直ぐなのか?これが根本なのだろうか?
何だか、知識が身についた一方で、上半身まで含めてバランスが崩れた自分の身体。
絶望感に苛まれながら、骨盤の右回転を意識して歩く。
上手く行くときの左足の着地の感覚を意識しながら、右肩を出したり、右足を内旋したり試行錯誤。
何となく、肩や足ではなく、骨盤自体を動かす感覚(腸腰筋を引き込む感覚)を掴みつつ帰宅。
左足の着地の不安定感はかなり改善した。
びっこひきや、上半身のぶれ、上半身の前傾も少し改善したのではないだろうか?
まだ分からないことが多いため、また明日。
今週まとめ1
今週は左骨盤の前傾を意識した。
今まであまり意識していなかったが、骨盤の傾きを意識してみると、かなりの時間、骨盤後傾位にあることが分かった。
しかし、意図的に前傾させるのが非常に難しい。しかも片側だけ。
方法としては、
左足を出すときに、左腕をしっかり引く。
左足を出すときに肋骨を前につき出す。
左足を出すときに胃の辺りを前に出す。
左足を出すときに胃の辺りを上にあげる。
以前よりびっこひきは目立たなくなった。
しかし、気を抜くとびっこひきが現れる。
そもそも、何故左側が後傾してしまうのか?を考えると。上半身の姿勢が浮かび上がってくる。
左側の背中が丸まっている。
とすると、原因として考えられることとして、左目が悪い。胃が落ちている、呑気症等。
明らかに仕事後に悪化することを考えると、どちらも大いに関係していそうだ。
だが、歩行時、ぐっと神経を集中させて前傾させるように歩くも、すぐに背中が丸まって後傾してしまう。
内臓の影響だけでここまで身体の動きに制限がかかるものか?だとすると、内臓が相当おかしなことになっているように思われる。
しかし、疑問が出てくる。
そもそも、明らかに自分よりも猫背気味の人が普通に歩けているのは何故か?
内臓が何らかの病気になっている人でも普通に歩けているのは何故か?
胃下垂の人の歩き方がおかしくなる等の情報が見当たらないのは何故か?
中々自分の根本的な問題にたどり着けない…。
失望と希望
週前半は骨盤を回す意識。しかし、張りは一向にとれず、後半は上半身を右に傾けて歩いた。だが、それでもびっこひきと張りが無くならない。
股関節の詰まりも悪化しているような感じ。
内臓なのか…でも内臓だったらどう意識すれば良いのか…。
もう身体全体が狂ってしまっているのだろう…。
昨晩、世界陸上のリレーを見た。
かつては自分もあんな風に、身体の傾きとか、そんな事意識せずに全力で走れていた。
それが、たった一度の故障によって、今や真っ直ぐ歩くことすら出来ない。
「もう無理だな」
今朝、起床して、自分が空っぽなことに気づいた。
あるのは仕事の憂鬱のみ。
「一体何のために生き続けなきゃならんのか…」
しばらく起き上がれなかった。
掃除をしながら、身体の傾きを意識する。
「もしかするともっと尻の穴が右を向くように意識すれば歩けるかも」
もう無駄だと思いながらも、可能性にかけて、昼過ぎに果物を買いに五キロ先のホームセンターへ向かう。
上半身を左に傾けながら。
「俺の身体こんなに曲がっているのかな」
そのくらい傾ける。
確かに張りは悪化していないものの…これからずっと傾けて生活しなきゃならないのか。
目的地に着いたあと、人混みの中を歩く。
身体を傾けても明らかに違和感がある。
伸展制限によるものもあるのだが、着地のときの感覚が変。
以前から感じていた違和感だが、これが何なのか、感覚を研ぎ澄まして身体の状況を確かめる。
すると、骨盤の倒れ具合、すなわち前傾後傾の左右差が酷すぎることに気づく。
左股関節がずっと後傾している。
本来は足が出るときに前傾しなければならないのに、左だけ背中が丸まって足が出ている。
これは以前セラピストに指摘されたこと。
「身体の傾きと言うよりは、骨盤の後傾が原因なのではないか…」
だが、どうやって前傾させるのか?
分かる範囲で、左足を出すときに、背中が反るように歩いてみると、何となく左右差が少なくなるような気がする。
しかし、この歩き方では、足を積極的に挙げなければならない。今まで膝をピンと伸ばしたまま出していたが、その意識だと成立しない。
いや待てよ、寧ろ足は挙げなきゃならないのではないか?と発想の転換。
すぐに以前立ち読みした、みやすのんき氏の著書が思い出され、近くの本屋へ直行。
そして目当ての本をパラパラめくってみると…。
「足は半円を描くように前に出すことで腸腰筋が働く。真っ直ぐ伸ばしたまま振り上げる意識だと大腿直筋が働く」とある。
「やっぱりそうか」
要は北朝鮮軍の行進のように足をあげる意識だと、骨盤は後傾したままのため、大腿直筋が働いてしまうようだ。いつのまにか、自分も北朝鮮軍のような出し方をしていた。
何故か右足側は股関節が屈曲出来ていたが、左側は間違った意識のまま骨盤後傾で足が出ていたようだ。
すぐに意識を変えて、膝は曲げて半円を描くように出して歩く。
これだけで、着目するポイントが全く変わる。
今までは伸展時に意識があったが、実はそこは重要じゃなくて、ちゃんと前傾させて足が出ているかどうかがポイントになる。
しっかり前傾させて足を出せたときは確かにスムーズ。だが、意識していないと前傾出来ずに足が出てしまい、そのときはちぐはぐになる。
「こっちがポイントだったか…」
以前もこんな歩き方だったかも知れない。
そして、色々な謎…
・他人よりも歩幅が広いのに遅い
・左側は腸腰筋が使えていない
・左足を出すときに左肩甲骨を内転させるとスムーズになる
の説明がつく。
また一つ間違いに気づくことが出来た。
あとはこれで股関節が改善してくれるか?
しばらく様子を見てみよう。
ひたすら歩く
今日も昨日と同じルートで歩く。
往復20kmの道のり。
ただ歩くだけでは勿体無いため、ついでに家に貯まった小銭を口座に入金しに行く。
歩き方は、体重が左足の拇指球に載らない原因に着目。
何となく出す方の右足を回内させずに平行に真っ直ぐ前に出せば、意識せずに勝手に左足側が拇指球に載るのではないかと考え実践。
すると、案の定、脹ら脛や足首に力を入れなくても、ただ右足を平行に出すだけで、勝手に左股関節の内旋が導かれ、左足の拇指球に載ることが分かった。
今までは、右足のオーバープロネーションを嫌って、右足を回内させて出すことで着地時にアウトエッジに乗るように歩いていたが、実はこれが左股関節のトレンデレンブルグに繋がっているのではないか?と考えた。
真っ直ぐ前に出すことで、勝手に左股関節が内旋し、骨盤の回旋も生まれた。
結局は骨盤を回す歩き方であり、びっこひきが治らなかったためやめてしまった歩き方に戻る。
確かに、びっこひきは残るものの、脹ら脛の疲労はほとんど無いように感じる。
また、しっかり内旋位で伸展するため、びっこひきもやや目立ちにくくなっているようにも思う。
腸腰筋が伸ばされているようにも感じる。
上半身の体勢も、ナゼかこの歩き方では崩れにくいようにも感じる。
モデルもこのように歩いているように見えるし、やっぱりこっちが正解なのかな?
ただし、左大転子周りの張りは出る。
これをどうとらえるべきか?
今の股関節では張りが出ても仕方ないのか?
これで詰まりが改善していくのか?どうなのか?しばらく我慢して様子を見ていく必要があるのかも知れない。
進展せず
久々に更新。
今年のGWも走れずに終わった。
走ろうと思えばそれなりに走れる。
だが、順番がある。
先ずは歩行の違和感を解決すること。
それ無しに走れば問題が先送りされただけで、復帰は寧ろ遠のく。
とにかくやることは歩行の悪い癖を見つけること。もうそれしかない。
午前中に冬着を整理して衣替えし、午後から歩き出す。
ルートは二駅先まで行って帰っての20km。
連休前の金曜日に整体で指摘された右肩の下がり。これが一つのポイントなのだろうが、どう意識すれば良いのか分からない。
とりあえず左側の肋骨を下げるような意識出歩く。
数歩歩き、左股関節の張りを確認し、また歩くを繰り返す。
左足が着地するときに左肋骨を下げたり、着地してから右足が出るまで左肋骨を下げたり、着地してから離れるまで下げたり、色々なパターンを試す。
だが、よく掴めない。
理論的には上半身質量中心が右に離れなければ左股関節外の張りは出ないはずなので、肋骨が上がらないようにすれば良いはずなのだが、そもそも股関節の動きが悪いため、無理矢理押さえつけないとすぐに肋骨が上がってしまう。
内臓の問題なのか?股関節の可動域のせいなのか?
感覚ではやっぱり股関節が固まっているのが原因のように感じる。要は外転が出来ていない。
結局20km試行錯誤したが、今日も掴めなかった。
疲れた。終了。