分からない
多裂筋を意識することにした。
しかし、常に多裂筋を意識するのは難しいため、左脚荷重時に左肋骨と左骨盤が離れないように意識。
その内、左肋骨で着地するような、着地時に左肋骨を下げるような意識に変わる。
何となく安定。
帰宅も継続。
腰の反りで歩幅を稼いでいるだけかな…と思いつつも、姿勢は起きる。
何故か分からないが、安定重視でこのまま歩き続ける。
一体この肋骨意識は何なのか?
足の動きに集中してみると、着地から足を引くさいに、足よりも先に骨盤を引いているような感覚になっている模様。
結局帰宅まで分からず終いだったが、以下の可能性を考えた。
①筋膜張筋の力みがとれた
脚ではなく肋骨意識にすることで、筋膜張筋に力が入らずに、伸展出来るようになった。
②腰の代償
①は勘違いで、結局腰で歩幅を稼いでいるだけ。
③左骨盤の回旋抑制
実は無意識だと左骨盤が前方回旋していて、肋骨意識にすることで左右の骨盤位置が整った。
多分②の可能性が高い。
ただ、よく分からないが、割と上半身の前傾も緩くなり、股関節には優しい感じがある。しばらくこれが何を意味するのか試してみようと思う。
多裂筋とトレンデレンブルグ
トレンデレンブルグの原因として、よく言われているのが中臀筋の機能不全。
だが、自分の場合、中臀筋の目立った左右差が無い。なのにトレンデレンブルグになってしまい、左股関節を痛める。
足を内旋させることで中臀筋を働かせて尻をキャッチボールさせれば解決するのでは?と考えていたが、どうやらダメ。
もう1つの原因として、多裂筋の機能不全があることを治療院で教えてもらった。
トレンデレンブルク徴候がおこる本当の理由とは・・・ | いいかげん治せる治療家になりませんか?鍼灸・整体・柔整師でもわかる理学療法学
自分の場合、上半身と下半身の軸がずれており、上半身の質量中心が下半身に対して右へずれているようだ。
原因はさっぱり分からないが、右肩が下がっていることは病院のセラピストにも指摘されていたし、治療院でも上半身のズレは指摘されている。
2ヶ月前くらいに右側の骨盤を上げる意識で安定したことも踏まえると、トレンデレンブルグの定義のまんまなのかも知れないと、多裂筋意識で身体が右へ側屈しないように意識した。
日中は左脚着地時に多裂筋を収縮させて左へ側屈するくらいの意識。
帰宅時は、左半身に錘が吊るされいる意識。
特に右足を出すときにこらえる。
自然と、歩き方は内転外転の歩行になった。
何となくではあるが、ほんの少し腸脛の張りは改善されたようにも思うが、まだまだ違和感はある。
もし、股関節自体が根本でないとすると、原因は上半身と言うことになる。
しばらく多裂筋を意識して過ごしてみるか。
終わりなきリハビリ
天気が良い。
気温も高く、こんな日に走れたらどんなに気持ち良いものか…。
出かけるか…やめるか。
ギリギリまで悩み、今日も股関節と格闘(歩行)することにした。
天気も良いので、往復20km程度のルートを選ぶ。
出だしは、回内と大転子入れる意識。
昨日は上手く行っていたのに、全然上手くいかない。
やはり内旋が上手く行かず、拇指球に乗らない。やっとのこと拇指球に乗せても、強力な抵抗ですぐに内転位に押し返される。
右は何も意識せずに拇指球に乗るため、骨盤が一方的に左に回ってしまう。
「やはり大転子意識でもダメか…」
途方に暮れる。
他人から見たら、こだわりに思われるのだろうが、内転拘縮が改善されない限り、股関節の変形は免れない。いや、もう既に変形しているのかも知れない。
休憩し、何とか切り換えて、トレンデレンブルグにならないように、内旋させる。
途中から、左右均等を諦めて、左脚は常にインに乗せ、右足はアウトエッジに乗せるようにして、固着しているのとは逆の格好でキープすることにした。
左右均等意識では今の股関節では太刀打ちできない。
これで何とかアウトエッジ側、即ち内転位に押し返される反動を抑え込み、いくぶんか安定して歩けるようになる。
目的地に着いて買い物中も常に両足の裏が左を向くように耐える。
復路。
日が落ちて自分の影を見ながら歩く。
びっこひきは目立たなくなっている。
やはり伸展制限と言うよりは、内旋制限なのだろう。ぐっと拇指球でこらえるように歩くと、それなりに伸展が滑らかなになる。
恥骨筋や腸腰筋が伸ばされる感覚が得られる。本来伸ばされる感覚など無いはずなので、この両者も硬くなっている証拠だ。
左股関節は屈曲筋が悉く短縮している。
だから、いつになってもスクリーニングが出来ない。
ただ、当たり前だがこの意識でも代償は免れない。左脹ら脛外側や、拇指の疲労がとつてもない。
今日も色々な所でランナーとすれ違った。
今年も走れないな。
本当に死ぬまでリハビリなのかも知れないな。
少しずつ
少しずつ、本当に少しずつであるが、治療の効果が現れてきたかも知れない。
まず、屈曲時の可動域制限。
確実にここ一週間で詰まりが減ってきた。
特に屈曲内旋のどうしようもない制限が改善。
そして、それにともない、一昨日辺りから歩行が楽になってきた。
仕事中に座りながら内旋動作をしたときも、以前よりも寛骨と大腿骨の間の隙間が広がっているような感覚。
治療の効果と、自分でやっているエクササイズが効いていると思われる。
エクササイズは、屈曲させてグルグル脚を回すだけなのだが、何となくこれだけで動きがスムーズになる感覚がある。
そして可動域の改善と同時に、左右差が解消されてきた。
歩行の意識としては、昨日の記事通り。
中臀筋で大腿骨をキャッチボールで過ごす。
しかし、中臀筋の収縮意識は正直難しい。
着地と同時に尻に力を入れる意識だと、力みがあって、自然と脹ら脛にも力が入ってしまう。
帰宅時。
やはり仕事後は何故か悪化。
それでも、昨日の記事に書いた通り、トレンデレンブルグのメカニズムと、気をつけるべき動きは分かってきている。
歩きにくいながらも、左大転子が着地後にしっかり右に寄せるように歩く。
途中で伸脚して内腿を伸ばす。
腸脛ではなくてしっかり内腿が伸びる感覚がある。
最終的に、10kmくらい歩いたときに得られた感覚が良さげ。
着地と同時でなくていいので、アウトエッジで着いた後に足が回内する流れで大転子を入れるようにすると、よりスムーズに歩ける。
足だけだと、まだ内旋が渋いため大転子が中に入らずトレンデレンブルグになる恐れがある。
なので、意識はあくまで大転子に置き、足の回内に合わせてリズムを取る意識。
上手く行けば右遊脚が追い抜く時に左股関節が内旋して膝が内を向く。
これが右足のように何も意識せずに勝手に出来るようになれば、ずっと楽になるはず。
もう一踏ん張りのはず。頑張れ自分。
中臀筋のキャッチボール
早朝覚醒が無視できないレベルになってきてしまった。
ここ1ヶ月程は早朝に空腹で起きて、食べて寝るを繰り返してしまう。
そして肝心の起床時間には怠さが取れず、日中の眠気に繋がっている。
早朝覚醒時には空腹なのに、いざ起床して活動すると、寧ろ食べ過ぎだと言うことが分かる始末。
原因は股関節であることは言うまでもない。
トレンデレンブルグとは一体何なのか?
そして自分の身体ではどのフェーズでトレンデレンブルグになっているのかを感覚で落とし込もうと、大転子の位置を意識して過ごす。
まず、着地。
アウトエッジで地面に着くと同時に大転子は外に出る。これは正常な人なら誰でも共通している。X脚の人や最初から拇指球に載っている人は外に出ないかもしれない。
このとき反対の骨盤は下がる。
ただし、着くと同時なので、意識では大転子が外に出る感覚はない。着いたときにはもう外にある。
そして、すぐに中臀筋の作用で股関節が内旋、外転し、アウトエッジにあった重心が内へ向かう。このとき大転子が中に入る。
大転子が中に入るのと同時に反対側の骨盤が上がりながら反対足が出る。
この立脚側の大転子が中に入ることで、立脚側の骨盤が下がり、遊脚側の骨盤と平行になる。
恐らくこのとき、トレンデレンブルグの人は大転子が中に入らず、大転子が外にある状態で遊脚側の足が出るため、骨盤の高さの左右差が解消されず、内転位のまま伸展までに行ってしまうのだと思う。
そして自分の左股関節の場合、内旋制限があるため、意識して内旋させないと、大転子が中に入らない。
しかも自分の場合、内転位で固定されているため、着地と同時に中臀筋が動けない。
着地から「よいしょ」と中臀筋を働かせる必要があり、右側に比べて着地から中臀筋の収縮までに時間差がある。
この僅かな時間差において、大転子がこれ以上出ないように、大腿筋膜張筋および腸脛靭帯、それと梨状筋が働いてしまうのではないだろうか?と推測。
恐らく、正常な人は中臀筋を意識しなくても、着地と同時に中臀筋の作用が始まるため、勝手に外転内旋が行われる。
このモデルの腰を見ると、そうなっているように見える。
そこで、足の動きは意識せず、着地→中臀筋収縮→大転子押し込むだけを意識した。
これが、まるで左右の中臀筋で大転子をキャッチボールしているような感覚になる。
だが、当たり前だがこれでは何も解決しない。
そもそも、この着地時の中臀筋の時間差はずっと前、三年くらい前からあった違和感。
しかも、この歩き方をしても結局腸脛は張っている。
何故か中臀筋に力を入れるときに腸脛に邪魔される感じになる。
これがさっぱり分からない。
根本が分からないから全く先へ進めない。