11月3日(土)

三連休中日。

良い感じだ。目立った痛みはない。

 

今日も昼過ぎにスタート。

 

今日はより動きを単純化するため、内転の意識はもたず、左胸を常に前にキープすることだけを意識した。

 

そうすると、やはり内転を意識しなくても、足をあげれば勝手に追い越してくれることが分かった。

 

なるほど、以前右膝が傷んで仕方なかったときの動きが分かってきた。

あのときは、左股関節の影響(伸展制限+過度な内旋)のために、左足を進行方向に向けると、上半身及び骨盤が左前方を向いてしまっていたようだ。

しかもそれが異常な張力で引っ張るため、いくら右足をがに股気味に出しても、上半身と骨盤が左回旋しながら着地せざるを得なくなり、右膝が内を向いての着地になってしまっていた。

 

今回は、それを防ぐために左胸前をキープすることで、この回旋を何とか防いだ形。

 

気を抜くとすぐに左股関節に負けてしまうため、今まで故障続きで思うように走れなかったことや、歩けなかったこと等を思い出し「負けてたまるか」と左胸前をキープした。

 

途中信号待ちで歩くときにも左胸前をキープすると、異様な張力を持った筋が伸展を妨げているのがハッキリ分かる。やはり伸展筋力の問題だけでなく、それを妨げている何物かがあるようだ。

これがすべての根本なのだろうが、ではそれは何なのか?が結局未だに分からない。

 

ある時は恥骨筋付近が引っ張っている感じもするし、ハムストリングス付近の筋が引っ張っている感じもするし、股関節横の腸脛靭帯が引っ張っている感じもする。腸腰筋や大腿直筋が引っ張っている感じもする。

 

有力はやはり腸脛靭帯。

立ったときに、左足を軸に身体を右回りに回そうとする際に違和感のある箇所に似ている。この動作の時は大殿筋との繋がりにミシミシと違和感を感じる。

 

と言うことは、普段から上半身が左側にねじれているのだと思われる。

基準が狂っているのだ。

 

従って歩くときも、左前をキープする必要そうだ。

 

幸いそのまま今日も安定して走りきった。

後半、やや右足のねじれが出た場面もあったかもしれない。明日の筋肉痛を待つこととしよう。

 

しかし、こうして問題解決策を見いだし、それをキープ出来るだけの筋力が自分にあることを考えると、こうして丈夫な身体に恵まれたことに、改めて感謝だ。

 

 

 

 

 

11月2日(金)

三連休初日。

 

昨日は三連休に向けて、身体を温存した。

朝一で歯医者に行き、治療を済ませ、少し掃除をして、昼過ぎに出発。

 

おとといの練習で明らかになったこと。

追い越したら内転を意識することで、左股関節を伸ばすことは出来たが、残念ながら、左股関節は伸びないだけでなく、引き戻しも強いため、思いっきり伸ばす→縮む→伸ばすを繰り返すことになり、無駄に上半身を回旋させなければ行けなくなり、しかも伸ばすフェーズを入れるせいで、ピッチが落ちて、苦しい走りに戻ってしまう。

 

すると、病院に通う前のフォームに戻ってしまう。

 

そこで、今日は、引き戻されないことを意識してみた。

 

まずは右足の内転フォームで暫く走り、安定したところで、今度は引き戻されないように、左胸を前に出すところでキープしてみた。

 

無意識だと左股関節に負けて上半身が引けてしまうので、常に左胸を前に出して、左股関節の張力を感じるポジションを左右対称の基準にする。

 

すると、胸と骨盤は背骨に繋がって連動するため、左胸固定により、左骨盤も固定され、着地足が安定することが分かった。

 

そして、このポジションをキープ出来ると、わざわざ右足を内転させる意識を持たなくても、勝手にセンターラインに落ちてくることが分かった。

 

足をほんの少しあげると、股関節が外旋位のため、足は外に向かい、あとは足の重みに任せれば、勝手に内に戻ってくる。

 

「あれ?今までの苦労は何だったんだ?」と言う感じだった。

 

ただし、当然気を抜くと骨盤が左に旋回してしまうため、都度修正する必要はある。

 

内転意識(追い越したら内転)を捨てるのではなく、足を挙げたら勝手に追い越して内転している。と言うポジションを狙う。

 

10km地点くらいから、状態が非常に安定したところで、左のハムストリングスから脹ら脛のラインがつりそうな、嫌な張りを感じる。

 

ハムストリングスの筋肉痛はありがたいが、これが原因で走れなくなるのは勘弁。

また、これは喜んでもいられない事象も絡んでいそう。

本来なら大殿筋が使われるべきところで、伸展が出来ないことで、ハムが代償していると言うのは、結構見逃せない。

 

硬ければハムストリングス使いやすくなるかな?と思ってあまりやらなかったストレッチだが、ハムもやらないとまずそうだ。

 

一応そのまま目立った痛みはなく終了。

 

小手先のテクニックではすぐにあらが出てしまうが、今回は直接左股関節の影響をカバーした格好。上手く行けば、より安定して走れるようになるのは間違いない。

 

明日筋肉痛がどうなるか?

 

追記

今回のフォームは、少し前に試したがに股走法と似ているなと、走り終わったあとに気づいた。

幸い膝痛は無いが、少し注意は必要そうだ。

 

11月1日(木)

朝、いつも精神的な安定剤になってくれているサイトに目を通す。

 

自分と相手の管轄を知る!誤解への執着を手放し健やかな毎日を送る方法 | こころにまるを

 

イムリーな記事だ。

 

お陰で今回も一気に気持ちが緩んだ。

 

他人は他人。

 

自分がどう説明しようと、どう捉えるかは相手の領域。相手の権利。

 

だから分かってもらう必要もない。

 

人それぞれ脳も経験してきたことも違うのだから、誤解は当たり前。それを誤解させないように頑張っていたら、落ち着く暇がない。

 

自分の行動の動機が他人軸になってしまう。

 

同時に、分かってもらえない人に対してどう思うかは自分の領域。

 

アイツは分かってくれない。空気読めない面倒なやつ。等、一般的に汚い感情と思われる感情も、大切な感情であり、否定しなくて良い。

 

そもそも「ダメな感情」って、こちらの都合で勝手に線引きしたもの。不自然。アンフェア。

 

「他人はどうでもいい」

「他人は自分の鏡、それだけのこと」

「合う人と、気持ちがのったら話せば良いし、面倒だったら離れればいい」

 

『こころにまるを』

 

何度気持ちを落ち着かせてくれたか。

本当にありがたく、心強い存在だ。

 

 

10月31日(水)

帰宅時、会社の人に

「まだ走れないの?」

と声をかけられる。

 

「痛みもなく、走れてはいるんですけど…関節の可動域が戻らなくて思うように走れないんです」

 

この辺のニュアンス。

大抵の人は「こだわり」と捉えるようだ。

 

「そう言う問題じゃ無いんだよ」

 

と言いたいのだが、結局「凄いねー」と言われて終わる。

 

歯痒さと、「こっちは目茶苦茶苦労してるんだ。辛いんだ」とイライラが募る。

 

「まともに歩けない」

と伝えても、

「歩けてるじゃん」

となり、

「…あー面倒くさ」

となって、余計に人付き合いが面倒臭くなる。

 

スポーツどうこうの前に、真っ直ぐ歩けないのに。

 

今日は20kmの日だが、このようなやり取りが入ったこともあり、イライラ気味にスタートした。

 

単に内転させるだけ。

 

と単純化して、右足の内転で思いっきり左股関節を伸展させる。

が、疲労もあるのか、伸びにくい。

 

隣を軽々とランナーが抜いていく。

 

伸びないだけでなく、当然縮む力も強いため、思いっきり身体を回さないと左右のバランスが取れないようだ。明らかに通過していったランナーよりも上半身を動かしまくっている。

 

「俺だって以前は…」

 

嫉妬や後悔が募り、イライラが増し、その怒りで思いっきり左股関節を伸ばす。しかし、全くスピードに乗らない。

 

「走りにくい…くそったれ」

 

と大腿筋膜張筋を思いっきり殴る。

 

しかし何も変化は起きない。

 

やっと解決策が見えたかなと、良い気分で走れた昨日とは一転、終始イライラしっぱなしの20kmだった。

 

「ひどい身体…」

 

最後は溜め息混じり。

 

明後日から三連休なので、明日はお休みの予定。

10月30日(火)

相変わらず仕事がない。

待つのも大事な仕事だ。これが今の仕事。と考えて定時で帰宅。

 

今日は右足の内転と、左尻に力を入れて過ごした。

 

が、どうしても帰宅時は歪んでいるのが分かる。

 

歩くだけなのに明らかに身体が傾く。

 

左骨盤が前方に回旋し、左骨盤が上がっている。

 

なぜ仕事終わりに顕著に現れるのか?未だに不明だ。

 

座っている姿勢が悪いのか?

元々硬い筋膜張筋が同じ姿勢で過ごすことで固まるのか?

内蔵の偏りなのか?

しかし、そもそもこの左骨盤の回旋は人体は皆同じと言う説もある。

結局よく分からない。

 

さて、今日は昨日の左尻に力を入れて走る意識で走ろうと考えていたが、なぜか今日はおとといの動きが頭を占める。

 

いつものように内転外転のピッチで走り始め、スピードに乗って来た頃に、おとといの動きが若干違った形で現れる。

 

「追い越したら内転(インサイドキック)」

 

右足が左足を追い越したら内転(インサイドキック)の動きを入れる。

 

すると、右股関節の屈曲・内転・外旋が強まり、左股関節の伸展・外旋・内旋が導かれる。

 

おとといは足を斜め前に出すとか細かいところに意識がいっていたが、足の向きは意識せずに、とりあえず追い越したら内転することで、骨盤の左右差が改善されることを知った。

 

この発見。ふと思いつきでやってみた動きだが、やはり結構凄い発見なんじゃないか?と思えてくる。

 

状態が左に傾きそうになったら、右足の内転角度を強める。そうすると同時に右股関節の外旋が強まり、骨盤が右回旋して上半身も右回旋し、左右のバランスが整う。

以前は上半身を回すことで修正しようと試みたこともあったが、どんなに力を入れてもコントロール出来なかったのに、ほんの少しこの動きを入れると簡単に骨盤が回る。

 

凄いこと思いついたなーと思うが、しかし上記の方法で左右差を修正すると、「えっこんなに上半身ずれてたの?」

とびっくりするくらい片方に回旋していることが分かる。

本当ひどい歪み方だと思った。

 

これは筋肉の問題に加えて、脳も狂っているんじゃないか?と言うくらい。

 

まあとりあえず、これは確実に歪み解消に向かっていると言える。

 

あとは右足の内転筋がぶっ壊れないか?弾力のない左股関節がぶっ壊れないか?その変が不安だが、暫くこれでいくとするか。

 

 

 

10月29日(月)

今日も仕事がない。

干されたか?やや今後が不安だが、

まあいい、今置かれた状況で時を大事にするだけ。

 

さて、筋肉痛は結構納得いくものだった。

ハムストリングスにも結論効いている様子。と言うことは昨日の意識が良かったのか?と、休憩中、昨日の走り方を頭の中で繰り返すが、細かすぎて訳がわからなくなる。

 

再現できるか、今日もためしに走ってみた。

いきなり再現は難しいので、とりあえず内転と外転のピッチ走法で開始。

 

すぐに左側に身体が傾く。

 

そこで、昨日の動きを取り入れようとするが、上手くいかない。再現できない。

 

とりあえず諦めて最初の動きのまま誤魔化すが、バランスが取りにくい。

 

身体が左に傾いて、右足の内転が不十分で着地しているようだ。

外転時、本来なら外転側の骨盤は上がって内転側の骨盤が下がらないといけないのだが、どうも左の骨盤が上がらないため、右足の内転も上手くいかない模様。

 

切り替えて、足音に着目。

まあまあ静かだが、右足の内転が上手くいくと無音になる。

 

その無音状態が非常に心地よく、出来るだけキープ出来るようにしてみた。

 

徐々にスピードも上げていく。

すると。内転も、これまでのような水平面を回る細かな動きではなく、所謂内転。立った状態で右足で内に払うような動きになる。

 

次第に、左の尻と右足が同調してきて、左脚で蹴る力で右足を内転させるような感覚になる。

 

ここでしっかり左尻で踏み込めると、内転も上手く行き、状態も崩れにくい。

 

左胸・左尻と右足で一端開いた右足を内に閉じる感じ。交差するつもりで。

 

もし、この意識によって筋膜張筋ではなく中殿筋が効いてくれれば、この動きを繰り返しまくることで、左股関節の伸展可動域も戻るかも…と、可能性を感じることが出来た。

 

そして、問題も頗る単純化出来る。尻がダメなら尻に頑張ってもらう。

 

やはり左尻に力を入れて過ごしてみるか。

10月28日(日)

木曜日以来のランニング。

 

昨日の歩行で「尻に力を入れる」と言う解決策を見つけたが、ランニングに活かすのはさすがに無理だろうと思う。

 

尻の伸展を意識すると、足が流れるのは目に見えている。そんなことをしていたら、筋膜張筋も使われてしまうのはもう経験上分かりきっている。

 

歩行時は尻に力を入れて、ランニングでは無意識でいいかな。

 

と言う結論に至った。

 

今日も右足の内転を意識。

確かに以前より安定はする。だが、改めて明るい時間帯に走ってみると、身体が左に傾いているのがわかる。

 

尻に力を入れるも、やはりタイミングがおかしくなる。

 

途中から諦めて、内転の動きを改良してみる。

改めて高岡先生のフォーム。

特に5分30秒からの後ろから見たフォーム。

 

高岡先生のフォームのうち、内転がどうなされているのかを改めて確認してみると、自分の現状のような①一端追い越して②内に入ると言う動きにはなっていなくて、①②が同時になされているように見える。

 

どうしてそうなるのか?と見ると、例えば右足を前に出すときに、正面に出さずに、左前に向かって出しているように見えた。

具体的には、右足の内踝側が左前を向きながら進んでいき、途中左側足を追い越して、そのままの角度で外旋位で着地している。

 

内転と外旋と屈曲を同時にやっている感じ。

 

どんなもんなのか、この動きを取り入れてみた。

 

すると、右足が外旋位で前に出るため、必然的に骨盤の右側への回転が強調される。

そうすると、反対側の左足は伸びざるを得なくなる。

 

これで、左右の骨盤の動きが均等になるようにすると、何だか左右差が解消されているように思える。

 

スタート時の左の傾きも改善されているよう。

 

名付けて、たすき掛け走法。

 

とりあえず外旋位にして、右足を出すときは足の角度をそのままで左前へ出し、軸足側の左足の踵と一直線上になったところに着地させるようにする。

 

「これ、左右差の改善には結構画期的なんじゃないか?」

 

と、かなりの安定感をキープしてゴール。

 

今のところ膝の痛みも出ていない。

 

ただし、今までよりも左股関節の伸展が大きかったので、左股関節の付け根、恐らく恥骨筋が少し痛い。

 

この痛みの部位は、尻を収縮させたて歩いた時の痛みかたと似ている。

 

たすき掛け走法の効果はいかがなものか。

 

筋肉痛を待つとしよう。